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『君へ』

作者:零那
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『2020.3.16』



夜は雨がすごくて、やっぱり楽しかった後は嫌なことがあるんだなぁって考えたりした。

朝にはやんでてホッとしたり、また降って眉間にシワを寄せたり、いい加減天気に左右されるなんて嫌なんだけどなぁ。

でも君がヒョッコリ現れたら吹き飛んだ。コロナのせいで病室に面会来れないから、ヒョッコリが久々過ぎて可愛さ半端無かったね♪

ジュースとお菓子を差し出して君の更なる笑顔を引き出す。
初恋の相手を部屋に招く時の心境はこんな感じなんだろうか...なんてバカな事が脳裏をよぎった。

外来が居るから下には行けない、来ちゃダメって君の必死の言葉が可愛くて離れがたい。

慣れないバイバイの時間...また明日...


 
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