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八条荘はヒロインが多くてカオス過ぎる

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第二百六十一話 打ち上げの時にその四

「異常な国はそうそうないよね」
「中近東も色々な国があるよ」
 アタクルク君は僕に話してくれた。
「独裁国家もね」
「そうだよね」
「けれどあそこまで変な国はね」
「ないよね」
「それそんな国が好きな人も」
 それこそというのだ。
「いないよ」
「やっぱりそうだよね」
「日本と韓国だけだよ」
「あの国が好きな人がいる国は」
「あの国以外でね」
 北朝鮮以外でというのだ。
「日本のテレビもそうした人いるけれど」
「結構多いね、テレビだと」
「コメンテーターとかにね」
「ああした人達って昔からいるから」
 僕はアタクルク君にこのことも話した。
「というか昔はもっと多かったよ」
「そうだったんだ」
「あの国を支持するより」
 本当にだ、僕が思うことは。
「日本の皇室の方がまともだし宗教もね」
「あの国の個人崇拝よりいいよね」
「日本の皇室反対で宗教も信じないのはいいけれど」
 これはこれで一つの考えだ。
「そこで北朝鮮はいいとなると」
「それでおかしくなるね」
「おかしいっていうか」
「変態さんかな」
「そう言っていいよね、日本は他にも変な人がいて」
 僕はアタクルク君に日本にいる他の種類のおかしな人の話もした。
「読売ジャイアンツのオーナーだった」
「ああ、あの万年最下位の」
「一シーズン百二十敗北するね」
 記録的な敗北を更新し続けている、チーム防御率とかチーム打率、エラー数もとんでもない数字であり続けている。
「あのチームのオーナーだった人だけれど」
「何か僕も聞いたことあるけれど」
 アタクルク君もだ。
「凄い人だったんだよね」
「もう新聞社、マスコミの権力と資金を背景にね」
 第四どころか第一の権力と呼ばれたマスメディアのそれをだ。
「やりたい放題、言いたい放題をしていたんだ」
「そんな人だったんだ」
「その発言と行動があまりにも酷くて」
 そのせいでだった。
「その北朝鮮の国家元首みたいに言われていたんだ」
「日本にもそうした人いたんだね」
「実際将軍様って言われてたから」
 その人もだ。
「独裁者だったから」
「そうした人いたんだ」
「そう、そしてね」
 そのうえでだ。
「その人を支持というか賛美する人がいたんだ」
「そっちの人もなんだ」
「もう究極の人は」
 とんでもないことにだ。
「皇室反対で無神論で北朝鮮を好きで」
「そのオーナーもなんだ」
「そして巨人もね」
「もうそこまでいくと」
 それこそとだ、アタクルク君は僕に呆れきった顔で話した。
「究極だね」
「そうだよね」
「正直言ってこれ以上はない馬鹿だね」
「こうした人こそ民主主義がどうとか言って」 
 そしてだ。
「そのうえで自分の気に入らない主張とかはね」
「反対するんだね」
「そうなんだよね」
「日本も凄い人がいるね」
「いるよ、そんな人が国会議員だったりね」
 女性でもいるから凄い。
「知事さんだったりするんだ」
「ああ、地方の」
「日本だと都道府県のね」
「政治家でもいるんだね」
「とんでもないことにね」
 本当にこう言うしかない。 
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