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八条荘はヒロインが多くてカオス過ぎる

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第二百六十一話 打ち上げの時にその三

「おかしいよ」
「宗教とか階級とか否定したら」
「あの国完全に階級社会だし」
「皇室もだよね」
「国家元首世襲じゃない」
 このことは世界の誰もが知っている。
「それも個人崇拝させてるし」
「あれも宗教だよね」
「生き神様だよね」
 その世襲の独裁者の銅像とかを崇めさせている、それで宗教じゃないとか言える方がおかしい筈だ。
「あれって」
「そうだよね」
「死んだ人も崇拝させてるけれど」
「その北朝鮮がいいとか」
「それで日本は駄目とかはね」
 それこそというのだ。
「僕から見てもね」
「おかしいんだね」
「しかも日本の歴史も言うけれど」
「あの国の現在には言わないことは」
「その日本の人達って日本人じゃないんじゃないかな」 
 アタクルク君は僕に真顔で言ってきた。
「国籍はそうでも」
「心はだね」
「北朝鮮じゃないかな」
 この国の人じゃないかというのだ。
「あそこに生まれたらもうアウトだけれど」
「生まれただけで」
「もうその時点でね」
 まさにそれでというのだ。
「仏教の地獄だけれど」
「イスラムのじゃなくて」
「イスラムの地獄はジャハンナムだね」
「ああした状況じゃないんだ」
「物凄くまずい実しかない世界だから」
 イスラムのジャハンナムはというのだ。
「また違うよ」
「そうなんだね」
「あそこはね」
 北朝鮮はというと。
「仏教の地獄みたいな感じかな」
「そうした国なんだ」
「そう思うよ、あんな国の何処がいいかわからないけれど」
 ムスリムのアタクルク君にしてもだ。
「日本にも変な人がいるね、幕末とか明治維新も嫌いだよねそうした人達って」
「幕末はともかく明治維新はね」
「嫌いなんだね」
「あれこれ言ってくるよ」
「そうだよね」
「確かに不思議なことだね」
「明治の日本の方がずっといいよ」
 それこそという言葉だった。
「北朝鮮よりもね」
「普通の人が見るとそうだよね」
「普通の人だとね」
「どう考えてもおかしいから」
 僕が見てもだ。
「日本より北朝鮮の方が好きとか」
「変態のレベルだよね」
「あの国はもう漫画の世界だよ」
 この世にあるとは思えない国だ。
「それこそね」
「その域だね」
「あんまりにも酷くて」
 世襲制で階級制度もある共産主義で軍隊ばかりにお金を使っていて国民は餓えていて拉致やテロや麻薬や偽札をやっていて核開発もしている、特撮ものの悪役かまさに漫画の悪役だ。
 それかだ、僕はさらに話した。
「ギャグ漫画のね」
「そうした感じの」
「もう本当にね」
「そうした国だね」
「世の中色々な国があるよ」
 もうそれこそだ。
「何かとね、けれどね」
「それでもだよね」
「ああしたね」 
 まさにだ。 
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