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新ヘタリア学園

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第三百三十一話  無視しようが

第三百三十一話  無視しようが
 蝶々夫人の件を聞いてイギリスがドイツのところに来てこう言いました。
「今回はダイレクトに言うぞ」
「皮肉とか抜きでだな」
「ああ、本当の地獄はここからだからな」
「実にわかりやすい言葉だな」
 ドイツは深刻なお顔で目を閉じて言いました。
「それは」
「ああ、ジョン=レノンさんの息子さんもな」
「ずっと粘着されているか」
「ああ、リバプールの時もな」
「そうなのか」
「だからここからが大変だからな」 
 突っぱねてもというのです。
「覚悟しておけよ」
「よく一人の愚かなサッカー選手の嘘でそこまで引っ張れるな」
「それがあいつなんだよ」
 一言で、です。イギリスは言いました。
「だから出したらな」
「その時点で終わりか」
「受け入れても以後色々言われるしな」
「全く以て厄介な連中だ」
 ドイツもうんざりとなっています、とにかく旭日旗については変なことを言う人達が世界中で迷惑をかけています。


第三百三十一話   完


                2020・2・24
 
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