| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

おぢばにおかえり

しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

第五十七話 卒業式その十三

「部活で生徒を殴り先生がいて」
「暴力振るうの」
「はい、生徒を床で背負い投げしたり剣道部の顧問なのに竹刀蹴ったり」
「確か剣道やってて竹刀蹴るって」
 私もこうした行為は聞いています、どうしたものか。
「そんな先生よね」
「はい、そんな先生を見てきまして」
「部活入らないって決めたのね」
「そんな暴力受けるとか絶対に嫌ですよね」
「床で背負い投げとかね」
「僕も聞きました、竹刀蹴飛ばす剣道家とかいないって」
 これは私もわかります、楽器を蹴ったりする人なんてそれこそどれだけ怒られるかわかったものではないです。
「それはもう最低だって」
「そうよね、普通の人はしないわよね」
「ヤクザ屋さんと変わらないって」
「私もそぷ思うわ」
 というか聞いていて信じられなかったです、そんな暴力や行いをする人が実在するなんて。
「問題外の人ね」
「学校の先生ってヤクザ屋さんでも出来るんですよ」
「それは言い過ぎじゃないの?」
「奈良じゃそうですよ」
 おぢばがある奈良県はというのです。
「いや、本当いにです」
「そんな先生が実在して」
「無茶苦茶やってるんです」
 文字通りのやりたい放題をというのです。
「これが」
「よく誰も何も言わないわね」
 つくづく思うことでした。
「そんな無茶苦茶する人に」
「勿論首にもならないですよ」
「普通の会社やお役所じゃ首よね」
 そこまでの暴力を振るったらです。 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

全て感想を見る:感想一覧