新ヘタリア学園
しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。
ページ下へ移動
第二百三十一話 また言われることが
第二百三十一話 また言われることが
イギリスは自分のデザイン学校の旭日旗を扱ったバイキングの様なデザインを見てこれはと感嘆しました。
「これはいいな」
「そうですね、ただ」
ここで妹さんはあえて言いました。
「旭日旗ですので」
「確実にあいつの国民から文句が来るな」
イギリスのお顔が瞬時に暗くなりました。
「そうなるな」
「それも今にも」
妹さんのお顔もそうなっています。
「そうなりますわね」
「ったくよ、鬱陶しいな」
「全くですね」
「ジョン=レノンさんの息子さんといいな」
「というかあの人達十年位前騒いでいなかったですが」
「急に言い出したな、それも世界的に」
「迷惑です」
イギリス妹は心からこの言葉を出しました。
「尚私達はあの旗を掲げた軍隊に叩きのめされています」
「単独じゃ勝てなかったな」
二次大戦のことを思うとです、戦っていたイギリス自身が旭日旗については特に思うところがなかったりします。
第二百三十一話 完
2020・1・5
ページ上へ戻る