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仮面ライダー エターナルインフィニティ

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第三百八十八話 アンデット襲来その五

「ライダーの皆さんも仰ってますし」
「それよね、考えながらよね」
「戦えと」
「それはわかっているんだけれどね」
「訓練になるとですか」
「そうなの、ファントムとの時も」
 自分達の本来の目的のおt気もというのだ。
「自然とね」
「身体が出る方でしたね、先輩は」
「それが今でもで」
「どうしてもですか」
「身体が自然と動いて」
「頭はですね」
「どうしてもなのよ」
「それは困りますね」
「実際私自身ね」
 舞本人にしてもというのだ。
「困ってるのよ」
「連携とかも言われているわね」
 小糸も言ってきた。
「私達は」
「アンデットとの戦いは一人や二人で戦わずにね」
「全員で戦う」
「そうしたものだと」
「そう言われてるから余計になのよ」
 舞にしてもというのだ。
「悩んでいるのよ」
「そうですか」
「そう、そしてね」
 それでというのだ。
「このことどうにかしたいけれど」
「それならだ」
 橘が言ってきた。
「より訓練をしてだ」
「そうしてですか」
「そうだ、身体が慣れてな」
 訓練、スサノオの敵とのそれを念頭に置いたそれをというのだ。
「普通に動ける様になるとな」
「その時に」
「余裕が出来る」
「慣れてですか」
「そうなってだ」
「考えられる様になりますか」
「そうだ、だからな」
 今はというのだ。
「訓練をしていくべきだ」
「それがいいんですか」
「君の様なタイプも多い」
 橘は舞自身に話した。
「俺達の仲間にはな」
「考えるより先にって子も」
「そうした子も満足に戦える」
 その様になっているからだというのだ。
「だからな」
「それで、ですか」
「今はな」
「訓練ですね」
「それをしていこう」
「わかりました」
 舞は橘の言葉に頷き訓練をしていった、すると。
 次第にだが身体が慣れていき実際に考えられる様になってきた。自然と身体が動く癖はそのままだったが。
 そうなってきていた、それでまた言った。
「ちょっとでもね」
「慣れてきましたね」
「はい、それで考えることもです」
 姫野に訓練後の食事の時に話した。
「出来てきました」
「それは何よりですね」
「後はこのままですね」
「より訓練を重ねて」
「そうしてですね」
 そのうえでとだ、舞はさらに話した。
「連携もしていって」
「アンデッドが出て来た時は」
「戦うべきですね」
「そうなると思います」
 姫野は舞ににこりと笑って答えた。 
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