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仮面ライダー エターナルインフィニティ

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第三百八十六話 アンデッドという存在その七

「案外楽にね」
「それは何よりだったな」
「スサノオに会ったの今日よ」
 ルルはこうも言った。
「それでだから」
「ボードに来てだな」
「皆と話したから」
「凄い色々ある一日だとです」
 晴彦も言ってきた。
「今思っています」
「その通りだな」
「そうですよね」
「ではその一日にな」
 橘は晴彦達に微笑んで話した。
「さらにだ」
「あるんですね」
「これからな」
 まさにというのだ。
「そうなる」
「皆さんが僕達の世界に来て」
「そうなってな」
「皆あっちで待ってるし」
 またルルが言ってきた。
「それならね」
「うん、皆にもライダーの人達に会ってもらおう」
「それがいいわね」
「それじゃあね」
「今からね」
「門を開けよう」
 こう言ってだった。
 晴彦が門を開けてライダー達はルルと共に門を潜った、そうして晴彦達の世界に入ると。
 そこは現代日本だった、それで上城は言った。
「ああ、別に」
「そうだな」
 相川が応えた。
「変わらないな」
「俺達の世界と」
「文明のレベルもな」
「そして日本語だし」
「ならやりやすいな」
「そうだよね」
「あれっ、言ってなかった?」
 ルルは上城と相川の言葉に意外といった顔で応えた。
「このことは」
「聞いてはいたけれど」 
 それでもとだ、上城はルルに答えた。
「それでも実際に見ていないから」
「それでなのね」
「やっぱりこの目で見ないと」
 上城はルルにさらに言った。
「わからないからね」
「そういうことなのね」
「そう、それで現代日本なら」
 上城はさらに言った。
「何かとやりやすいね」
「そうですよね、同じ世界ですから」
 晴彦も応えた。
「何かと」
「そうだ、これならすぐにだな」
 相川は晴彦の言葉を聞きつつ言った。
「この世界に馴染めるな」
「細かいところは違うだろうけれど」
 虎太郎も言ってきた。
「これならね」
「はい、僕もそう思います」
 晴彦は虎太郎にも応えた、ここでは笑顔になった。
「本当に」
「そうだよね、じゃあ」
「じゃあ?」
「これから君達の本拠地に案内してくれるかな」
「本拠地というか」
 晴彦は虎太郎の言葉を聞いて言った。 
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