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仮面ライダー エターナルインフィニティ

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第三百八十六話 アンデッドという存在その五

「私達も」
「そうよね」
「そう、そして」
 それにとだ、晴彦はルルにさらに話した。
「ここのチャイムを押したら」
「この人達が出て来てね」
「お互いの世界のことも話せたし」
「凄く順調に進んでいるわね」
「そうだよな、まあとにかく」
 晴彦はルルとの話からまたライダー達に顔を向けて彼等に述べた。
「スサノオから言われたんですが」
「俺達もか」
「君達の世界に来てだな」
「というか連れて来いと言われました」
 その様にというのだ。
「皆さんを」
「それで一緒に戦えと言われたのよ」
 ルルも橘に話す。
「これが」
「そうだな」
「それでだけれど」
「待ってくれ、まだ他のライダー達がいる」
 橘は急かすルルに即座に返した。
「だからだ」
「その人達とも会ってなのね」
「彼等にもその話をして欲しい」
 こうルルに言うのだった。
「君達の世界のことをな」
「わかったわ」
「じゃあそうさせて下さい」
 ルルだけでなく晴彦も言ってきた。
「そしてそのうえで」
「私達の世界に行きましょう」
「そうさせてもらいたい」
「所長と志村達はそろそろ戻りますかね」
 剣崎はまず彼等の話をした。
「どうですかね」
「一つの場所に長居しない人だからな」
 橘は烏丸のこの習性から話した。
「だからな」
「それで、ですよね」
「会談をしても短い」
「すぐに終わりますね、いつも」
「必要なことをお話するとな」
「すぐに別の場所に行く人で」
「最悪必要なことを話さなくてもな」
 それでもというのだ。
「何処かに行く人だ」
「そういう人でしたね」
「えっ、そんな人が所長ですか」
「それまずいでしょ」
 晴彦もルルも烏丸についてはこう言った。
「必要なことお話しないって」
「組織のトップとしては」
「後で話すんだよ、これが」
 剣崎は二人に困った顔で答えた。
「時が来たとか言ってな」
「それが終わった時に言うこともある」 
 橘も烏丸について話した。
「そんな時もある」
「だから結構困るんだよ」
「俺達としてもな」
「凄い人みたいね」
「そうだよな」
 ルルと晴彦は烏丸については顔を見合わせて答えた。
「一体どんな人か」
「会うのが怖いな」
「実際ちょっと以上にどうかと思う時もあるから」
 剣崎は二人に真顔で答えた。
「色々中尉はしておいてくれよ」
「ううん、果たしてどんな人か」
「かなり不安になってきました」
「そういうことで。あと始と睦月にはメールで知らせて」
「俺が今した」
 橘が剣崎に答えた。 
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