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仮面ライダー エターナルインフィニティ

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第三百八十四話 Fightersその二

「何でもないからな」
「そうであるか」
「他の連中に聞いてみろ、大体な」
「吾輩が宇宙人でもであるか」
「何でもないって思うさ」
「そうであるか」
「ああ、それとな」
 中原はパイマンにさらに話した。
「俺は重力を使うからな」
「それを使って戦うであるな」
「その時は覚悟しろ」
 こう言うのだった。
「精々巻き込まれない様にしろ」
「ふん、そっちこそ吾輩の攻撃に巻き込まれぬ様にな」
「お互い精々気をつけろってことだな」
「そうであるな」
 自然とこの二人は打ち解けていた、そしてつばさはというと。
 ロザリーが彼女の背中を明るくバンバンと叩きながらこう言った。
「あんたとは上手くやれそうだな」
「はい、私もそう思います」
「自然とな」
「そうですとね」
「こういうことってあるんだよ」
 明るい笑顔でだ、ロザリーはつばさに話した。
「世界は違ってもな」
「それでもですね」
「ああ。それでもな」
 実際にと言うのだった。
「魂が同じでな」
「気が合うんですね」
「初対面で性格が違っていてもな」
「そうした人が多いのはいいことだね」
 清音は笑ってセッケに話した。
「俺は君達に感じるよ」
「フッハ!俺もだ」
「僕もですよ」
 セッケだけでなく一輝も清音に応えた。
「このことは」
「こうした出会いは大歓迎だ」
「そうだね、俺が他にもいてくれた感じがするよ」
「俺はどうも今回はね」
「複雑な気持ちですね」
 タスクやシンクは顔にもその感情が出ていた。
「どうにも」
「そうだよな」
「何が不満なん?」
 カッツェが二人のところに出て来て聞いた。
「それで」
「いや、もうね」
「カッツェさんを見ていますと」
「仲間にしても」
「どうもってなります」
「そう言われるのって気持ちいいし」
 カッツェ的にはそうだった。
「もっと言われて欲しいし」
「カッツェさん引っ込むっす」
 はじめはそのカッツエを右手で掴んで自分の中に放り込んでからまた言った。
「お話がややこしくなるっす」
「それがええのに」
「それはカッツェさんだけっす」
「何か今回も色々で」
 今言ったのはれいだった。
「凄いことになっているわね、けれど」
「はい、僕もっす」 
 はじめれいには笑顔で応えた。
「れいちゃんとは気が合うっす」
「ええ、会ったばかりだけれど」
「そうっすね」
「気が合うと」
 れいからも言うことだった。
「戦う時も役に立つから」
「それだけ連携しやすいからっすね」
「いいことよ」
「そういうことっすね」
「そう、これから仲良くやっていいきましょう」
「そしてだ」 
 丈はこう言った。 
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