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仮面ライダー エターナルインフィニティ

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第三百八十三話 Godその十二

「もうね」
「全部倒したら」
「もう終わりよ」
「前に真理さん達が話してくれた通りに」
「このことも話したわよね」
「うん、だからだね」 
 それでとだ、ゲルサドラも納得した顔で頷いて答えた。
「最後の最後まで立っていれば」
「私達の勝ちになるの」
「それじゃあ」
「このまま戦いましょう」
「そしてスサノオが出て来て」
「戦おうとするならね」
 その時はというのだ。
「スサノオともね」
「戦うのね」
「そうしましょう」
 こう話してだ、そのうえでだった。
 戦士達は戦いづ付けた、すると明け方になると遂にだった。オルフェノクの数が減ってきた。この時はファイズも戦場に戻っていたが。
 その中でだ、彼ははじめ達に言った。
「いいか、ここはな」
「あと少しっすね」
「今いる連中を倒したらな」
 オルフェノク、彼等をというのだ。
「もうな」
「それでっすね」
「この戦いは終わりだ、だからな」
「戦いを私達の勝利で終わらせる為に」
「あと少しだけ戦うぞ」
 こうはじうめに言うのだった。
「いいな」
「わかったっすよ」
「あと少しが大変だけれど」
 家累は自分の体力が限界に近付いているのを感じていた、だがそれでもと言うのだった。
「それでもね」
「わかるな」
「はい、こうした時こそですね」
「踏ん張ってな」
 そうしてというのだ。
「戦うんだよ」
「そういうものですね」
「確かに体力は限界でもな」
 ファイズは家累にも話した。
「あと少し、戦えるな」
「はい、ぎりぎりですが」
 それでもとだ、家累も答えた。
「何とか」
「そのぎりぎりでな」
「勝つことがですね」
「俺達の戦いだからな、だからな」
「このままですね」
「戦っていくぞ」
 そのあと少しをというのだ。
「いいな」
「わかりました」
「それならっすね」
「戦っていくよ、僕は」
 家累ははじめにも答えた。
「この戦いをね」
「最後の最後までっすね」
「そして立っているよ」
「それでは僕もっす」
 はじめもこう答えてだ、数が減ってきたオルフェノクと戦い続けた。そうして彼等の数をさらに減らしていった。
 そうしてあと僅かになるとだ、カイザが仲間達に言った。
「あとは数えるだけになったがな」
「はい、それでもですね」
「もうサイドバッシャーもジェットスライガーもだ」
「限界ですね」
「オーバーヒートだ」
 こう清音に答えた。 
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