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仮面ライダー エターナルインフィニティ

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第三百八十三話 Godその十

「だからね、今の無理はね」
「しないっすね」
「これが俺だけだったら戦うこともあるけれど」
「私達もいるっすから」
「だからだよ」
「休憩はっすね」
「しっかりと摂るよ」
 そうするというのだ。
「そしてその後でもね」
「戦うっすね」
「そうするよ」
「そうっすね、では私もっす」
 はじめもと言うのだった。
「休憩を摂りつつっす」
「戦ってるね」
「そうしてるっす」
「はじめちゃんはしっかり休むっすね」
「無理はしないっす」
 これがはじめの返事だった。
「だからっす」
「最初からわかってるんだね」
「神様との戦いがそう簡単に終わる筈がないっすよ」
 やはり実際にわかっている返事だった。
「だからっす」
「そうだね」
「ではっすね」
「今は無理をしないで」
「戦うっす」
 こう言ってだった、はじめもサイガ達と共に戦い続けた。そうしているうちに夜になりさらにだった。
 戦闘は続いた、だが夜間戦もだった。
 戦士達は訓練をしていたので戦えた、理詰夢はその夜間戦を見つつ言った。
「勲れはあらゆる事態を想定して行う」
「それだよ」 
 今は休憩を摂っているファイズが答えた。
「戦いってのは昼だけじゃないだろ」
「はい、夜もですし」
「雨や雪でもな」
 そうした天候でもというのだ。
「あと建物の中でもあるんだよ」
「だからですね」
「その訓練もしただろ」
「はい」
「本当に戦いってのはな」
「何時何処でもですね」
「あるだろ、ただそれはな」
 ファイズはこうも言った。
「そっちもわかってるだろ」
「はい、僕達にしましても」 
 理詰夢はファイズに真剣な顔で答えた。
「もうそうしたことは」
「わかってるよな」
「多くの戦いを経てきました」
 ガッチャマン達にしてもというのだ。
「これまで」
「何時何処で戦うかわからないよな」
「その通りですね」
「だからわかってるって思ってな」
「最初からですね」
「そうした場所でもな」
 それこそというのだ。
「わかってるんだよ」
「そうですか」
「後な、夜でもな」
「この時間帯でも」
「オルフェノクの身体の色は変わらないからな」
 それはというのだ。
「銀色なのはな」
「そういえば」
 理詰夢も戦場を見た、すると実際にだった。
 夜の中でもオルフェノクの姿は目立つ、それで彼も言った。
「よく見えますね」
「逆に俺達の方がだよな」
「いえ、ライダーの皆さんも」
 彼等も見ながらファイズに答えた。 
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