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仮面ライダー エターナルインフィニティ

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第三百八十三話 Godその九

「もっと周りが見えていなかったである」
「正義感だけが走ってか」
「そうだったである」
 実際にというのだ。
「あいつは」
「そうだったんだな」
「しかしである」
「俺達の言う通りにか」
「つばさも成長したである」 
 そうなったというのだ。
「本当によかったである」
「それじゃあもっとな」
「成長するであるな」
「そうなるからな」
 だからだというのだ。
「ここはな」
「下がってもらうであるな」
「戦いはまだ続くしな、この戦いでな」
「最後でないであるな」
「まだまだこれからなんだよ、この世界での戦いが終わってもな」
 オーガはパイマンにさらに話した。
「それでもな」
「まだ続くであるな」
「そのことも話したよな」
「うむ」
 その通りだとだ、パイマンはオーガに確かな声で答えた。
「その通りである」
「だからつばさちゃんもな」
「今は、であるな」
「下がってな」
 そしてというのだ。
「休んでもらうんだよ」
「ですから私がです」
 ライオトルーパーが言ってきた。
「つばささん連れて行きますね」
「頼んだであるぞ」
「徹底するのもな」
 それもというのだ。
「戦いのうちだからな」
「そういえばつばさはずっと戦っていたであるな」
 彼女だけは休憩を取っていないのだ。
「だからであるな」
「ああ、ここはな」
「絶対に休んでもらわないと駄目である」
「だろ?じゃあな」
「行くである」
 こう言ってだ、そしてだった。
 ライオトルーパーがつばさを連れて後ろに下がった、つばさはそこでサンドイッチや牛乳を食べさせられて休まさせられた、その話を聞いてだった。
 はじめは戦いつつこんなことを言った。
「やっぱり一日戦うことはっすね」
「無理だからね」
 サイガがはじめと共に空中からオルフェノク達を攻撃しつつ答えた。
「やっぱり」
「そうっすね」
「頑張ることはいいことでも」
 それでもというのだ。
「無理はね」
「よくないっす」
「だから俺もいい加減言おうって思っていたんだ」
 つばさにというのだ。
「ここはね」
「下がる様にっすね」
「そう考えていたら」
 その時にというのだ。
「海堂が言ってね」
「長田さんがっすね」
「連れて行ってくれたから」
 だからだというのだ。
「ほっとしているよ」
「そうっすね」
「うん、それで俺もね」
「あっ、休憩摂ってるっすね」
「本当に戦いは今だけじゃないから」
 オーガの言う通りにというのだ。 
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