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仮面ライダー エターナルインフィニティ

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第三百八十一話 Gaccyamanその十七

「だから安心してだ」
「そうしてですか」
「戦えばいい」
「そうですか」
「その為には知ることだ」
「オルフェノク達のことを」
「全てのデータはある」
 オルフェノク達のそれはというのだ。
「だからだ」
「ここはですね」
「絶対に読んでくれ」
 草加は言いながらそのファイル、分厚いそれを出した。
「君達全員がな」
「これを読んでっすね」
「そしてオルフェノクのことを頭に入れてだ」
「戦いに向かうっすね」
「そうだ、そしてだ」
 草加ははじめにさらに告げた。
「俺達と訓練をしてくれるかな」
「訓練からもっすね」
「今度は身体能力でもだ」
「強くなるっすね」
「敵のことを頭に入れるだけでなくな」
「身体も強くなるっすね」
「そうなってもらいたい」
「わかったっす」
 はじめはここでも微笑んで答えた。
「じゃあそっちでも強くなるっす」
「そういうことでな」
「そうしてオルフェノク、スサノオと戦うっすね」
「そういうことだ、そうすればだ」
 オルフェノクを知り訓練を重ねればというのだ。
「君達は必ずだ」
「勝てるっすね」
「スサノオにな」
「では決まりである」
 パイマンは腕を組んで決意した顔で仲間達に告げた。
「我々は仮面ライダーと協力してである」
「オルフェノクのことを勉強して訓練をしてですね」
「オルフェノクと戦い勝ち」
「スサノオともですね」
「戦いそして勝つである」
 こうつばさにも答えた。
「そうするである」
「わかりました」
 つばさも応えた、そうしてだった。
 ガッチャマン達はオルフェノク達のデータを読みはじめた、この世界での戦いはこの時に本格的にはじまったと言ってよかった。


第三百八十一話   完


                   2019・6・23 
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