| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

仮面ライダー エターナルインフィニティ

しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

第三百八十一話 Gaccyamanその六

「オルフェノクのこともよく知ってるさ」
「そうであるな」
「だからな、知能があるかどうかな」
「聞いたであるな」
「スサノオは他の世界で出す怪人達からは知能を消してるんだよ」
「そうしているであるか」
「だからそのことはな」
 怪人達に知能はないことはというのだ。
「かなり大きいからな」
「人の頭があれば相当に強いであるな」
「心もないだろ」
「うむ、感情も見られないである」
「だったらな」
 それならというのだ。
「奴等との戦いについてな」
「色々と話してくれるであるか」
「そうさせてもらっていいか」
「頼むである」
 是非にとだ、パイマンは乾に頼み込んだ。
「色々教えて欲しいである」
「それじゃあな」
「見たところ君達はかなり強い」
 草加はもうこのことを見抜いていた。
「おそらく他のガッチャマンも」
「うむ、それは保証するである」
 パイマンは草加に強い声と目で答えた。
「我々は歴戦の戦士だからな」
「強いのかな」
「かなりな、だから必ず君達と共に戦ってである」
 そうしてというのだ。
「オルフェノク、スサノオに勝つである」
「その意気でないと勝てる相手じゃない」
 草加はパイマンに鋭い視線を向けて答えた。
「本当にな」
「だからであるな」
「最初にそう思うことだ」
 まさにというのだ。
「そしてそう思うならな」
「それならであるか」
「勝てる」 
 オルフェノクそしてスサノオにというのだ。
「必ずな」
「では、であるな」
「勝ちに行こうか」
「よし、じゃあ行くか」
 乾も言った。
「これからな」
「はいっす、じゃあ案内するっす」
 はじめは乾に応えた。
「こっちの世界に来た門まで」
「そうしてだよな」
「案内させてもらうっすよ」
 是非にというのだった。
「これから」
「それじゃあ案内は頼むな」
「了解っす」
 こうも答えてだ、そしてだった。 
 ライダー達がガッチャマンの世界に行くことになった、そうして店を出てはじめ達に案内されたのは。
 木場達がかつて住んでいたマンションの近くだった、そこに国会議事堂の門を思わせる形の門があった。
 その門を見てだ、啓太郎はこんなことを言った。
「何かね」
「国会みたいよね」
 真理もその門を見て言った。
「何か」
「そうだよね」
「うむ、実は総理もだ」
 パイマンがまた言ってきた。
「我等の仲間だ」
「そっちの世界ではそうなんだ」
「うむ、前総理もな」
「ちなみに前総理は宇宙人っす」
 ここではじめは彼についても言及した。
「実はっす」
「そうか、宇宙人がか」
「あれっ、驚かないっすか」
「そんな世界もあったからな」
 乾ははじめに極めて冷静に答えた。 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

全て感想を見る:感想一覧