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仮面ライダー エターナルインフィニティ

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第三百八十一話 Gaccyamanその五

「僕は戦うっす」
「待て、勝手に決めるな」
「じゃあパイマンはどうするっすか?」
「JJ様に意見を仰いでだな」
「それで、っすか」
「決めるである、メンバーの意見も聞いてである」
「何か難しいっすね」
「リーダーは何かとやることが多いのだ」
 パイマンはまた怒って言った。
「だからである」
「そこまでしてっすか」
「決めるである」
「とにかく。そっちの世界に案内してもらって」
 三原がはじめ達に言ってきた。
「そうしてね」
「一緒に戦ってくれるっすね」
「それが俺達のやるべきことだから」
 それ故にというのだ。
「是非ね」
「それじゃあお願いしますっす」
「こちらこそ。それと」
「案内もっすね」
「宜しくね」
 はじめ達の世界へのそちらもというのだ。
「これから」
「わかったっす」
「今度の世界は何か」
 長田も言ってきた。
「私達と変わらない世界みたいね」
「そうだね、日本みたいだしね」
 木場は長田のその言葉に頷いた。
「それならね」
「すぐに慣れますね」
「やっぱり現代の日本だとね」
 世界が違ってもというのだ。
「慣れやすいよね」
「そうですよね」
「そこが助かるから」
 だからだというのだ。
「すぐに世界にも慣れて」
「スサノオと戦いましょう」
「敵はオルフェノクだったな」
 乾ははじめ達にこのことを確認した。
「そうだったな」
「はい、スサノオがはっきり言ってました」
 はじめは乾のその問いに答えた。
「前進銀色で人と生きものが合わさったみたいな」
「そうした姿だな」
「これがっすね」
「ああ、オルフェノクだ」
 乾ははじめに断言で答えた。
「間違いなくな」
「そうっすね」
「ああ、ただな」
「ただ?」
「動きはどうだったんだよ」
 オルフェノクのそれはとだ、乾ははじめ達にこのことも尋ねた。
「一体」
「それっすか」
「考えもなくただ戦うだけか」
「はい、もう本能だけで」
「連中に知能はないのであるか?」
 パイマンは乾に逆に聞き返した。
「自分達の力を出して攻めてくるだけであるが」
「本来は人間と変わらないんだよ」
 乾はパイマンの問いにも答えた。
「頭はな」
「そういえば人間が変身したであるな」
「さっき話したろ」
「そして乾さん達もであるな」
「ああ、オルフェノクでな」
 それでというのだ。
「色々とあったさ」
「そうであったか」
「そしてな」
 それでというのだ。 
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