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オズのキャプテン船長

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第五幕その四

「今日も」
「こちらこそね」
「それでだけれど」
 船長島の人達に言いました。
「潜水艦を貸してくれるかな」
「ああ、これからなんだ」
「うん、お池の中に入ってね」
 潜水艦を使ってというのです。
「この子達にこの島のお池の中を見せてあげたいんだ」
「それはいいことだね」
「じゃあいいかな」
「遠慮は無用だよ」
 これが島の人達の返事でした。
「船長達ならね」
「それじゃあね」
「うん、今から潜水艦を貸すね」
「それじゃあね」
 こうしてでした、皆は潜水艦を貸してもらうことになりました。そうして皆で潜水艦のところに行くとです。
 村の傍にあるお池のほとりに二十人乗れる位の大きさの潜水艦がありました、船長は皆に潜水艦だけでなく他の船が停泊している木の波止場で言いました。
「じゃあこれからね」
「その潜水艦に乗り込んで、ですね」
「そう、お池の中に入るんだよ」
「そうするんですね」
「そうするよ、そしてこの島のお池はね」
 そのお池のこともです、船長は恵梨香達にお話しました。
「幾つもある様で実は違うんだ」
「一つですか」
「そうなんだ、中でつながっているんだ」
「それで一つですか」
「そうなっているんだ」
「それでそのお池の中にですね」
「今から入ってね」
 そうしてというのです。
「お池の中を観ていくよ」
「わかりました」
「じゃあ中に入ろうね」
 そのお池の中にというのです。
 こうお話してです、皆で潜水艦の中に入って船長が操船を行って潜航をしてからお池の中を進みはじめました。
 船長は操縦席の傍にあるボタンの一つを押しました、すると潜水艦の中が三百六十度透明になってです。 
 お池の中が観える様になりました、するとでした。
 ピラニアにピラルク、アロワナにガー達が観えました。
「うわ、凄いわ」
「アマゾンの色々なお魚達が泳いでいるよ」
「ピラニアもピラルクもいるよ」
「ピラルクは相変わらず大きいわね」
「三メートル位の鯰もいるし」
「この島の底全体がなんだよ」
 船長は船を操縦しつつ五人にお話します、
「お池なんだ」
「そうなんですね」
「それでこの広さですね」
「何か海にもつながっていそうな」
「そこまでの広さですね」
「海にはつながっていなくて地下の川からね」
 それを伝ってというのです。
「地下の湖につながっているんだ」
「オズの国の地下のですか」
「ノームやドワーフやダークエルフの人達がいる」
「あそこの湖にですか」
「つながっているんだ」
 海ではなく、というのです。
「そちらにめ」
「そうした場所なんですね」
「ここはそうしたお池なんですね」
「島の下全体につながっていて」
「そうした場所ですか」
「じゃあここから地下の世界にも行けますか」
「行けるよ。時々そこからノームの人達も来るよ」
 そうしたこともあるというのです。
「それで島の人達と一緒の遊んでいるよ」
「つながってるんですね」
 恵梨香も今そのことを実感しました。 
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