| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

ヘタリア学園

しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

第七千九百六十話  実在したら確実に

第七千九百六十話  実在したら確実に
 イタリアは日本のある漫画を読んで日本に尋ねました。
「ねえ日本、このMMRって漫画だけれど」
「予言漫画ですね」
「眼鏡かけた主人公がそれこそ箸が落ちても人類滅亡って喚いてない?」
「そうした漫画です」
 実際にそうだと答えた日本でした。
「主人公の断言は誰もが信じます」
「超絶解釈ばかりで前のお話を平気で無視してるけど」
「過去を絶対に振り返らない漫画なので」 
 だからだというのです。
「そうなります」
「凄いストーリーだね」
「一シリーズで完全に完結していますので」 
 だから前シリーズで宇宙人で滅亡してもその次では病気だったりその次のシリーズでは電波だったりするのです。
「そうなっています」
「この主人公正気じゃないよね」
 イタリアは今度は核心を指摘しました。
「どう見ても」
「誰もがそう思いますね」
「こんな人普通に外にいられないよ」
 実在したら確実に狂人として精神病院送りになるからです、このことも日本は何一つとして否定しませんでした。


第七千九百六十話   完


                   2019・8・22 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

全て感想を見る:感想一覧