| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

仮面ライダー エターナルインフィニティ

しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

第三百七十七話 秘めた意志その六

「思わなかったわね」
「私達の全力が通じない」
「それも全く」
「ここまで強い人ははじめてよね」
「ボーテックス十二体を一度に相手にするよりも強いなんて」
 ナイト一人でというのだ。
「これがカメンライダーの強さなのね」
「そうね」
「だからなのね」
 先生もナイトの強さ、彼女達から見て圧倒的なそれを前にして言った。
「これまで戦ってこれたのね」
「そうなんだ、ライダーの人達が経てきた戦いは激しくて」
 由良が先生に話した。
「しかも多かったから」
「だからですか」
「最初から強かったけれど」
「経験を経ているので」
「あの強さなんだよ」
「そうですか」
「そう、けれど」
 由良は先生にさらに話した。
「勇者部の娘達も訓練をしていけば」
「そのライダーの人達と」
「そうしていけばね」
 それでというのだ。
「絶対に強くなるから」
「ライダーの人達の様に」
「近付けて」
 そしてというのだ。
「同じ様にね」
「戦える様になりますか」
「絶対にね、あの娘達も強いから」
 勇者部の娘達もというのだ。
「だからね」
「今以上に強くなって」
「そしてね」
 そのうえでというのだ。
「そうなれるから」
「だからですか」
「訓練をしていけばいいよ」
「そうなのですね」
「最初は全く追い付けなくても」
「やがてはですね」
「追い付けて」
 由良はさらに話した。
「同じ様にね」
「戦える様になりますね」
「モンスター達にもね」
「今は一体がやっとですが」
 休憩中の夏凛が言ってきた。
「そのこともですか」
「一体どころか一度に何体もあっという間に倒せるさ」
「そうなりますか」
「君達全員がね」
 そうなるというのだ。
「だからね」
「今は、ですか」
「訓練をすることだよ」
「そうあるべきですね」
「それで敵のことも頭に入れて」
 モンスター達のそれをというのだ。
「そして食べることも忘れないで」
「そっちもですね」
「しっかりと食べて」
「訓練をしていけば」
「必ず強くなって」
 そうなってというのだ。
「勝てる様になるよ」
「モンスター達を一度に倒せて」
「スサノオにもね」
 神にもというのだ。 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

全て感想を見る:感想一覧