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仮面ライダー エターナルインフィニティ

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第三百七十六話 清廉な心その十四

「そしてモンスター達も」
「ええと、蜘蛛とか鮫とか蜻蛉とか」
 園子はモンスター達の具体的な姿の話をした。
「色々いますね」
「そうだ、多くの種類がいてな」
「それぞれ動きや攻撃の仕方も違いますね」
「その通りだ」
 園子には手塚が応えて話していた。
「そしてそのことをだ」
「これからですか」
「君達に話したい、そしてだ」
「そのうえで、ですか」
「君達にもな」
 まさにというのだ。
「モンスター達のことを知ってもらいたい」
「スサノオのこともですね」
「両方な」
 こう園子に話すのだった。
「知ってもらう」
「そうですか」
「そしてだ」
「それから、ですね」
 園子は手塚にあらためて言った。
「私達は」
「色々とはじめよう」
「わかりました、じゃあ今から」
「ファイルを読んでくれ」
「そうさせてもらいます」
「何か急に動きだしましたね」
「そうね」
 友奈と風が二人で話をした。
「スサノオが出て来てからね」
「本当にあっという間に」
「私達がスサノオに言われて一旦勇者部の活動に出ていたら」
「その間に」
「物事が動く時は一気に動くからな」
 北岡が二人の少女に笑って話した。
「だからな」
「今みたいなこともですね」
「あるんですか」
「そうさ、じゃあな」
「私達もですね」
「モンスター達のファイルを読んで、ですね」
「連中のことを知ってくれよ」
 それからと言ってだ、ライダー達はモンスター達のファイルを実際に出した。そしてそれを読んでもらうのだった。これがこの世界での戦士達の出会いと戦いのはじまりだった。


第三百七十六話   完


                   2019・5・15 
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