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仮面ライダー エターナルインフィニティ

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第三百七十五話 アマゾンの死闘その十一

 アンノウン達を倒していった、決戦は二日目も続いていっていた。
 夜になってもそれは同じでそれでだった、アマゾンの深夜に戦士達は月の下で戦っていた。獣達の咆哮と共にだった。
 戦士達は戦っていた、G3Xのガトリングガンの掃射を見てだった。クロヴァンは彼自身も戦いつつ言った。
「氷川さん、夜だからね」
「視界がだね」
「うん、悪いからね」
 それ故にというのだ。
「そのことは気をつけていってね」
「そうだね、さもないとね」
「やられるから」 
 自分達がというのだ。
「だから迂闊には前に出ないでね」
「左右は私達は固めています」
 ナクリーも言ってきた。
「ですから氷川さんはです」
「ここでだね」
「攻撃に専念して下さい」
 遠距離のそれにというのだ。
「接近戦は私達が引き受けます」
「その私達も今は迂闊に前に出られないので」
 ネサットもG3Xに言う。
「迂闊なことはしないです」
「夜はどんな場所かわかってきたから」
 これまでの戦いと訓練の中でだ、クロヴァンは言うのだった。
「俺達も気をつけるよ」
「そして僕も」
 G3Xは自分から言った、そしてだった。
 掃射を扇形に行った、そうしてまた言った。
「迂闊には前に出ないよ」
「そう、そうしてね」
「敵は待っていても来ますし」
「前に出る必要はないですから」
「そう、だからね」
 こう言ってだ、そしてだった。
 彼等はその場で戦い続けた、そうしてだった。
 G3Xは弾丸が切れるとすぐに弾倉から装填させた、そのうえで戦い続けるが敵は夜の間も始終出て来ていた。
 その数はわかっていてもだった、あいも言うことだった。
「減らないわね」
「幾ら倒しても」
「全くね」
 まいとみいも言う。
「相変わらずね」
「この戦いでは」
「全く、えらい戦いね」
「それもわかってるよな」
 クロヴァンはその三人に言った。
「あんた達も」
「ええ、はっきり言うとね」
「この戦いについては」
「そうした戦いってことでね」
「まあスサノオっていうのはな」
 メリオダスもここで言った。
「前からな」
「こうしてなんだよな」
「どんどん出してきてな」
 怪人達をとだ、メリオダスはクロヴァンに話した。
「途切れないんだよ」
「そうなんだな」
「それがあいつのやり方でな」
「戦い方なんだな」
「ああ、けれどな」
 メリオダスも戦いつつ言う。
「この大群も絶対にな」
「出て来るのが終わるんだな」
「終わらなかったことはないからな」
 それこそ一度もというのだ。
「だからな」
「俺達はこのままか」
「戦っていけばいいんだよ、そしてな」
 メリオダスの目が鋭くなった、そしてだった。
 目の前のアンノウンを剣で両断してからだ、また言った。
「俺達は負けたことがないんだよ」
「これまでの戦いでか」
「ああ、色々な世界を巡ってきたけれどな」
「それでもか」
「一度も負けたことはないんだよ」
 スサノオとの戦いではというのだ。 
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