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消えていく影

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第四章

「魂がなくなる分生気がなくなり」
「そしてですね」
「お年寄りや探偵、警官達みたいにな」
「ああなりますね」
「街の人達みたいにもな」
「そうですか、では」
「ここはモンスターを探して」
 そしてというのだ。
「連中を倒してな」
「あの地域の人々を救いますか」
「そうしよな」
 こう言ってだった。
 ゴーディマーはカマンダと共にその地域に入ってだった。
 そのうえで今度はモンスターの捜索を開始した、だがモンスターは影も形もない。そんなものは一切見えない。
 だがゴーディマーは冷静だった、彼はカマンダと共に地域の廃墟の一つに入りそこにアンデットや悪魔達が好むものを中央に置いた廃墟全体を使った結界を作った。するとその結界にだった。
 エナジードレインを使うアンデットや影の系列のモンスター達が次々に入った、そしてだった。
 シャドーデーモン、悪魔の一種でエナジードレインを得意とする悪魔もいた。ゴーディマーはその彼等を見て共にいるカマンダに話した。
「こうした連中は影に潜む」
「そうして姿を見せないことも多いですね」
「そやから戦闘でも厄介でな」
「地域に潜られると」
「中々見付からん、けどな」
 それでもというのだ。
「結界の中央に餌を撒くとな」
「そこに誘われてですね」
「来る、出て来ないならな」
 それならというのだ。
「誘き出すんや」
「そうするんですね」
「そや、これで後はな」
「この連中を倒しますね」
「ほなはじめるか」
「私は暴力は好みませんが」
 ここでもサプールとして言って動くカマンダだった、サプールはお洒落と平和主義に徹するのが信条なのだ。
「ですが人々を害する獣やモンスターが来るなら」
「その時はやな」
「戦います、では」
「戦おうか」
「それでは」
 こうしてだった、二人はあえて誘き寄せ自分達の生気を吸わんと襲い掛かってくる禍々しいモンスター達との戦闘に入った、ゴーディマーは戦闘に入るとキリムも出して彼も戦わせた。戦闘自体は星の者達の二人にとっては何でもなく。
 全てのモンスターを瞬く間に倒した、するとだった。
 地域の人々の影そして生気は次第に戻っていった。影を座れることがなくなってそうなっているのは明らかだった。
 老人も探偵も警官達も同じだった、やがて彼等も元気になり退院して家族に戻った。街に平和が戻った。
 それでだ、ゴーディマーはこのことを祝ってだった。
 カマンダを街の居酒屋の一つに案内して次々にメニューを注文した。そのメニューはどういったものかというと。 
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