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Re.IS~For the love & peace~

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6.再開のS/宣・戦・布・告

 
前書き
レイ「ついにIS学園の入学の日が来てしまった!織斑や束さんの妹さんと同じクラスになる。そして、故郷に残した妹、レミリア・スカーレットとクラスで再会を果たす。なのになんか一波乱ありそうな雰囲気」
万丈「ついに妹さんと会ったのか。妹さんお前になんて声かけんだろうな?」
レイ「そりゃ「ひさしぶりー」とか「元気だったー?」とか」
万丈「いやいや!?そんな雰囲気じゃなかったぞ!?」
戦兎「てか、これ前にもやったな」
レイ「ギクゥ!?手抜きがばれる!ま、まあ俺も気になるから早く第六話見よ?」 

 
背伸びたか?レミリア」
「家を捨てた男が今更何を言うかと思えば。よくもぬけぬけと!」
 そう言うレミリアの目には敵意が混じっていた空間がゆがんで見えるほどには凄みが増していた。
「………何も連絡を入れなかったのは悪かったと思っている。恨まれても仕方ないことだ」
「っ!………まあ、いいわ。いずれ、いや近いうちにが家を捨てたことを後悔させてあげるわ。そういう運命なのだから」
 そう吐き捨てると、教室を出ていった。
 心が痛むな。まさか、ここまで恨まれてるとは。いや、わかっていたことだ。後悔はない。覚悟が揺らいじまう。
 俺にはやらなければならない使命がある。


 ちなみにチャイムギリギリに戻ってきたレミリアはセーフだったが、遅れて戻ってきた織斑と束さんの妹──箒だっけ?──は千冬さんの出席簿が脳天に刺さることになった。




 それは、二限目を始める前の織斑先生のある一言によって始まった。
「そういえば、クラス代表をまだ決めていなかったな」
 クラス代表。織斑先生曰く、委員長みたいなもんらしい。近いうちにあるクラス代表戦などなど何かとクラス代表として試合に駆り出されたりするだろうし会議などにも出される。絶対めんどくさいやつやん。何が何でもやってたまるか、と決意もむなしく、
「はーい!織斑君を推薦しまーす」
「なら私はレイモンド君がいいと思います!」
 などなどの他推が続出した。もちろん俺も一夏も「はい。いいですよー」といえるほどお人よしでもない。蹴りたいのはやまやまだが織斑先生がそれを却下。なんでも、
「それだけお前らに期待しているということだ。諦めて受け入れろ」
 とのこと。どうしようかな。何としてもこれを蹴って研究やその他もろもろの時間を確保しなければ。いろいろ考えていると、
「納得がいきませんわ!」
 と金髪縦ロールちゃん。誰だあれ?お国自慢と日本への侮辱といいたい放題だった。大丈夫かなあ。話を聞く限りクラス代表候補生らしい。国際問題待ったなしだな。レミリアなんかフッと嘲笑を浮かべているし。日本の侮辱のこともあり一夏が喰ってかかった。
「なんだぁ?てめえ!イギリスだって対して自慢できるところなんかねーだろうが!飯の激マズ選手権何連覇だと思ってんだよ!」イチカ!キレタ!
 あ~あ。まるで子供の喧嘩だよ。そんな舌戦というのもおこがましいキャットファイトが続いてると思いきや、
「決闘ですわ!」
「いいぜ!一番手取り早ぇ!」
 …………なんでぇ。しかも、負けたら俺たちは奴隷にされるらしいし、ってなんで俺まで巻き込まれてんの!?
「それで? 俺たちはどれだけハンデをつければいい?」
「はぁ? 早速お願いかしら?」
「いや、俺たちがどれ位ハンデをつけたらいいかって聞いているんだよ」
一夏の言葉に俺と後ろのレミリア以外が笑っていた。いや、嗤っていた。
「織斑君、それほんとに言ってるの?」
「男が女より強かったのって、ISが出来る前の話だよ…」
「もし、世界が男と女で戦争したら、男は三日も保たないらしいよ」
「今からでも遅くないよ二人とも! 謝ってハンデつけてもらえば?」
「断る!!!」
と、彼は勢いよくそう言ったが俺の場合はちょっと違う。




「いいんじゃねーの?ハンデつけてもらっても」
飄々と言ってのけた俺に一夏も織斑先生も驚愕の顔を浮かべていた。
「はあ!?何言ってんだよ!?お前あんなこと言われて悔しくねーのかよ!?」
「まあ、落ち着け一夏。考えても見ろ。彼女は代表候補生のなんだろ?」
俺のその言葉に金髪縦ロールちゃんは愉悦の笑みを浮かべる。そして他の女の子もウンウンとうなずいている。けど、たぶんみんなが考えていることと俺の考えていることは違うと思う。たぶんドン引かれる。だが私は黙らない。




「例えド素人に負けたとしても『ハンデがあったから負けました~』の方が面子の保ちようがあるだろ?」


「「「は?」」」


クラス全員の声が重なった。そりゃそうだろう。何せド素人の俺が代表候補生に勝利宣言しているんだから。
「……日本の殿方はジョークセンスをお持ちみたいですわね」
「ジョークじゃないさ。君は俺には勝てない。IS、それも第三世代何ていうボタンを一つ掛け違えた欠陥機を使っているようじゃを絶対にね」
「な!?」
金髪縦ロールちゃんは驚きの声をあげ、今回に限っては一夏やあの織斑先生も驚きのあまり絶句していた。当たり前だろうな。現在世界が躍起になって開発に着手している第三世代機。それを全面否定すると言うのは現在のISを否定すると言うのと同義だ。まあ、何かしら追求される前にこの話を終わらせちまおう。
「これは覆し用のない事実だ。俺の頭にはすでに君に勝つ方程式は完成している」
言うことをいいこれ以上はなにも言わんと主張するように腕を組む。格闘技で試合前にビッグマウスをやるあれだ。まあ、俺の場合はかのヘビー級チャンプモハメド・アリのごとく有言実行しちゃうんだけどね。
そんな自画自賛していると後ろから椅子を引く音が。
「先生。私もその戦いに加わらせていただくわ」
「うむ。スカーレットも自推か。他にはいないな。ならば一週間後この四人で総当たり戦を行う!勝ったやつが()()()決めろ」
 とんとん拍子に話が進んでしまったが。レミリアまで加わってくるとはな。多分俺に用があるんだろうけど。しかも、あいつルーマニアの()()()()なんだよな。
一夏と縦ロールちゃんだけならそこまで本気にならなくても大丈夫だと思ってたが。レミリア相手ならボトルの出し惜しみはしないほうがいいかな。
戦兎さん達に相談するか。




 
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