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仮面ライダー エターナルインフィニティ

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第三百七十三話 海上での緒戦その十七

 圧倒的な数で攻めてくるアンノウン達を完璧に防いで凌いでいた、そうして夜が明けるその時には。
 遂にだ、最後のアンノウンがアギトに倒されてだった。ハヤトはそのアギトに朝日を見つつ尋ねた。
「これで、ですね」
「うん、多分ね」
 アギトも答える。
「今の戦いはね」
「これで、ですね」
「終わったよ」
「そうですか」
「いや、何か」
 エミリアも言ってきた。
「一晩戦って」
「休憩を入れてもな」 
 ハヤトはエミリアにも声をかけた。
「それでもな」
「かなり辛い戦いだったね」
「全くだな」
「これがスサノオとの本当の戦いなんだね」
「そうだろうな」
「その通りだよ」
 ここでスサノオの声がした、そしてだった。
 ショッカー首領の姿のスサノオが出て来た、神は出て来ると戦士達に対してまずはこんなことを言った。
「安心し給え、今はだ」
「戦わないんだね」
「その通りだよ」
 こうエミリアに答えた。
「次の機会にしよう」
「そしてその次は何時だ」
 ハヤトはスサノオを見据えて問うた。
「一体」
「一ヶ月後中南米のアマゾンでとしよう」
 スサノオはハヤトにも答えた。
「その時だ」
「そうか、その時にか」
「私は君達に決戦を挑む」
 このことを今言うのだった。
「そして君達の力を見せてもらう」
「そうか、一ヶ月後か」
 ハヤトはスサノオのその返事を聞いて頷いた、そうしてそのうえで神に対してさらに言うのだった。
「なら俺達はその時に」
「私とも戦うか」
「そして必ず」
「私を倒すな」
「そうしてやる」
「その意気だ、そうでなければ」
 スサノオとしてもと言うのだった。
「面白くない、ではだ」
「一ヶ月後楽しみにしておくといいよ」
 エミリアも疲れきっていても目は死んでいない、そのうえでの言葉だ。
「貴方を絶対に倒すから」
「それは楽しみだ、では一ヶ月後だ」
「決戦だね」
「今回より遥かに多くの戦力を出そう」 
 このことも言うのだった。
「そして私自身も戦わせてもらう」
「わかりました、ではその時にです」
 クレアもスサノオに応えた。
「私達はです」
「全力で戦いだな」
「貴方を倒します」
 クレアは自分から言った、クレアも満身創痍であるがそれでも立っていてやはりその目は死んではいない。
「覚悟しておいて下さい」
「それでは」
「必ずです」
「いい言葉を聞いた、では私は今はこれで去ろう」
 スサノオはクレアとのやり取りの後で満足そうに言った。
「そうしよう」
「一ヶ月後の私達を楽しみにしておいて下さい」
 G3も言う。
「今より強くなっていますので」
「その君達も見せてもらおう」
「それでは」
 こうしたやり取りの後でだ、スサノオは姿を消した。その後でライダー達は変身を解いた。それからすぐにだった。 
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