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仮面ライダー エターナルインフィニティ

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第三百七十二話 ハンドレッド達その十二

「私は」
「そうですね」
「このことはその通りです」
「それであのお強さは」
 どうにもとだ、クラウディアは夕食のスパゲティカルボナーラを食べつつ言った。
「凄いですね」
「いや、こいつはね」
 小沢もそのカルボナーラを食べつつ話す。
「まだ弱い方よ」
「そこでそう言われますか」
「言うわよ」
 小沢は北條自身にも返した。
「事実だからね」
「まだあのことを言われまか」
「流石に今は逃げないけれど」
 それでもと言うのだった。
「実際氷川君達にはまだ負けてるわよ」
「お言葉ですね」
「確かにG3Xとは違いますけれど」
 クラウディアがまた言ってきた。
「ですが」
「それでもっていうのね」
「はい、北条さんのお強さは」
 それはというのだ。
「かなりでした」
「はい、私もそう思います」
 ここでこう言ったのはクレアだった。
「北條さんのお強さはかなりです」
「性能差があってもです」
「それを感じさせない」
「戦闘慣れしたものを感じます」
「経験を」
「それね、ライダーはいつも戦ってるから」
 小沢は二人のその言葉に答えた。
「実戦経験がね」
「違うんですね」
「普通の人の何十倍も戦ってきているから」
 それでというのだ。
「経験値は違うわね」
「そうですね、ですから」
「ライダーの皆さんは強いですね」
「こいつもね」
 小沢はまた北條を見て言った。
「何だかんだでね」
「ライダーの人の能力も」
 クレアがまた言った。
「高いですが」
「そこに実戦経験を積まれたので」
 だからとだ、クラウディアはまた言った。
「お強いですね」
「結局ね、ライダーとしての性能があっても」
 小沢はまた言った。
「実戦経験が高いと」
「それならですね」
「その分強くなりますね」
「そういうことよ」
 小沢は二人に答えた。
「こいつにしてもね」
「あの、何か」
 メイメイはオザワの北條に対する態度から答えた。
「一つ思うことは」
「何かしら」
「小沢さん北條さんのことは」
「嫌いよ」
 返事は一言だった。
「本当に」
「そうですか」
「わかるでしょ」
「はい、ただ」
「ただ?」
「仲は悪くても協力は出来てますね」
「それはね」
 小沢はメイメイに答えた。
「やっぱりね」
「されてますね」
「確かに嫌いだけれど」
 このことは事実でもというのだ。 
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