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仮面ライダー エターナルインフィニティ

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第三百七十二話 ハンドレッド達その八

「これはね」
「体力とかがデータで書いてあって」
「それでね」
 そのうえであった。
「弱点まで書いてあって」
「ここまで書いていたらね」
「具体的にどう戦えばいいかわかるわね」
「すぐにね」
「そうですね」
 クラウディアもファイルを読みつつ述べた。
「どのアンノウンにどう戦えばいいかわかりやすいです」
「これを使っていけば」
 アルフォンスも読みながら言う。
「これまでより遥かに有利に戦えるよ」
「全くです」
「そうだ、敵を知ってだ」
 木野はヴァリアント達にさらに話した。
「そしてだ」
「そのうえで、ですね」
「俺達はさらにすることがありますね」
「そうだ、そしてだ」
 木野はさらに言った。
「もう一つある」
「もう一つ?」
「もう一つといいますと」
「訓練だ」
 これもあると言うのだった。
「それも行ってもらう」
「訓練はもうしていますが」
 クレアはその辺りのことをすぐに答えた。
「ですがそのお話の様子だと」
「そうだ、これまでの訓練と違う」
「そうですね」
「何人か、そして俺達全員でだ」
「アンノウンと戦う為の訓練ですか」
「アンノウンも一体ではない」
 それだけで出て来ないというのだ。
「スサノオは出そうと思えば幾らでも出せる」
「では軍勢程も」
「出せる」
 それだけの数もというのだ。
「出せる」
「だからですね」
「そうした戦闘の為の訓練をしてもらう」
「そういえば」 
 木野のその話を聞いてだ。ナタリーが言った。
「私達はこれまでは」
「ええ、多くて三人」
「それだけで戦っていたな」
 ネサットとクロヴァンはナタリーの言葉に応えた。
「そういえばな」
「そうだったわね」
「三人位のチームで戦っても」
 ナタリーはまた言った。
「それでも」
「私達全員では戦ってこなかったよ」
 アエミリアもこう言った。
「そうしたことはね」
「本当になかったな」
「そうだったね」
「本当に三人位までだったな」
「ここにいる皆で戦うことはね」
「なかったな」
 ハヤトはこうエミリアに答えた。
「本当に」
「そうだよね」
「それでもだよ」
 津上も彼等に話した。
「これからはね」
「ここにいる皆で、ですか」
「戦うことになるからですね」
「訓練もそうしたものにしていく」
「そういうことですね」
「そうなんだ、まあその訓練もね」
 微笑んでだ、津上はエミリアとハヤトに話した。 
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