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仮面ライダー エターナルインフィニティ

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第三百七十話 ヨコハマは燃えてその十二

「ほんまに」
「そうなのですか」
「まあ犯罪はしてるけれどな」
 マフィアだからこれは当然だろうか。
「けれど人の道に反することはや」
「そういえばしていないですね」 
 新ノアと話してこのことを思い出した。
「マフィアといえども」
「表で堂々とメンバー募集してるしな」
「面接会場まで設けて」
「そうしてるしな」
「そこでこの人がか」
 レスターはロレンツォをどうかという顔で見て述べた。
「圧迫面接してたんだな」
「そやで」
「あまり怖がらせら駄目だろ」
 レスターはどうかとい顔のままで述べた。
「そこで」
「ですがあえてです」
「怖がらせてか」
「それに平気かどうかです」
「見てか」
「人材を見極めているのです」
「そうか、しかし俺はな」
 レスターはどうかという顔のままだった。
「あまりな」
「そうしたことはですか」
「好きじゃないな」
「あんた顔怖いけど優しいしな」  
 ノアはそのレスターに笑って話した。
「そやからな」
「優しいか?」
「かなりな」
「そうだったのか」
「そやからな」
 ノアはさらに言った。
「そうしたことはやな」
「ああ、実際な」
 どうにもと言うのだった。
「しないな」
「そやな」
「何かそのせいで色々使われるしな」
 紗夜のことも思ってだ、レスターは言った。
「どうも」
「レスターさんはとてもいい方ですよ」
 クローディアも微笑んで言うことだった。
「いつも頼りにしています」
「そうなんだな」
「はい、私としましても」
「なら頑張らないと駄目だな」
「そう言うところがええ人ってことやな」
 ノアが見てもだった。
「結局は」
「そうなるのかよ」
「ほんまにな」
「おら様もそう思うである」
 オラゴンも言ってきた。
「レスターはいい奴である」
「そうだよな、戦いでも頼りになってな」
「頼りになる仲間でもあるである」
「本当にな」
 焔レンも笑顔で頷くことだった。
「そうだよな」
「戦いはまだ続くであるが」
 オラゴンはこの戦いに話を戻した。
「それでもである」
「俺もレスターも頑張ってな」
「そうして戦っていくである」
「スサノオは絶対に出て来る」
 マハーカーリーは断言した。
「ならばその時まで戦うのみ」
「ああ、戦場に戻ったらまた暴れてやるぜ」
「俺もだ」
 マグナとレオポルドはもうやる気満々といった顔だ。
「もう少しで体力が全快になるしな」
「ならすぐに戻ってやるぜ」
「それはよいが主達は相変わらず血の気が多いのう」
 マハーカーリは血気を見せる二人に笑って返した。 
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