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仮面ライダー エターナルインフィニティ

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第三百六十九話 英雄集結その十一

「そうしてな」
「そのうえでね」
「スサノオを倒そう」
 二人でこうしたことを話した、そのうえでだった。
 ガウルそして他の仲間達と共に訓練に励む、芥川も羅生門を繰り出すがここで前にいるアスタに言われた。
「俺は突っ込むからな」
「だからか」
「色々と頼むぜ」
「やそがれも出る」
 芥川は目の光を鋭くさせて述べた。
「前にな」
「ああ、そうしてくれるか」
「ちょっと待て」
 実際に前に出ようとする芥川にだ、ヤミが告げた。
「お前は前に出るな」
「何故だ」
「その方が上手く戦えるからだ」
 こう芥川に告げるのだった。
「今はな」
「だからか」
「そうだ、前に出る時はな」
 その時はというと。
「お前自身がわかるだろ」
「やそがれが自分で」
「ああ、その時に出ろ」
「確かにな」
 芥川は前を睨みつけた、するとそこには戦車部の四号戦車や三号突撃砲がある。相手は戦車だった。
 ならばとだ、芥川は述べた。
「人虎や貴方を援護して」
「お前のその羅生門か」
「そうだ、それがやそがれの異能力だ」
「それをそこから使ってだ」
「戦車達を攻撃することか」
「鉄のカタマリなんて虎の牙とか剣とかじゃな」
 それこそと言うのだった、ヤミも。
「俺達でもないと引っ掻き傷もつけられないだろ」
「あの、そもそもですよ」
 フィンラルがヤミの今の言葉に突っ込みを入れた。
「あの戦車は普通の鉄じゃなくて」
「普通爪や剣ではダメージ与えられないです」
 フィンラルだけでなく一葉も言ってきた。
「私達の銃は特別製で貫けますが」
「そうなんだな」
「はい、それこそ」
「そうか、俺は何でも剣で叩き斬ってるからな」
「それが出来るのは別格です」
「戦車は強いです」
 中島も言うことだった。
「正直二両あると僕達では」
「援護がねえとな」
「戦えないです」
「それでやそがれは今はか」 
 芥川はここでまた認識した。
「後ろから羅生門を使ってか」
「戦車は下からの攻撃に弱いです」
 一葉が芥川にこのことを話した。
「ですから」
「尚更か」
「はい、芥川さんは今は」
「羅生門で戦車を下から攻撃してか」
「私も銃撃を加えます」
 その戦車の走行すら貫く銃弾でというのだ。
「そうしましょう」
「それでは」
「今からだ」
 こう話してだ、そのうえでだった。
 戦士達は連携して訓練を行っていった、中島はヤミと共にフィンラル、一葉、そして芥川の援護を受けてだった。 
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