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仮面ライダー エターナルインフィニティ

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第三百六十八話 雨にも負けずその十六

「これで去ろう」
「そうか、わかった」
 芥川は今は攻撃を仕掛けなかった、他の戦士達も同じだった。彼等はスサノオが姿を消しに入るのを見送った。
 そして神が姿を消してからだった、クウガは変身を解いた。そうして五代雄介の姿に戻ってから話をした。
「さて、半月後に備えてね」
「また訓練ですね」
「うん、それにグロンギの数がね」
「今回の何十倍ですね」
「そう言っているから」
 それでとだ、五代は中島に話した。
「だからね」
「どうするんですか?」
「今から皆を呼ぶよ」
 五代は言いつつ自分のスマートフォンを出した。
 そこからメールを入れてだ、中島にあらためて話した。
「これでいいよ」
「メールを送られたんですね」
「だからね」
「もうすぐですか」
「他の世界の皆が来るから」
「皆さんとですね」
「一緒に訓練をして」
 そしてというのだ。
「戦うことになるよ」
「そうですか」
「だからね」
 五代はさらに話した。
「これからは」
「他の世界の人達とですか」
「一緒にね」
 そうなってというのだ。
「訓練をして」
「戦って」
「スサノオに勝つよ」
「そうなりますか」
「それが半月後の俺達の戦いだよ」
「決戦だな」 
 福沢も言ってきた。
「その時は」
「確かに。戦いの規模を聞いていたら」
 太宰も言ってきた。
「それはまさに」
「決戦だな」
「はい、本当に」
「いいだろう、受けて立ってだ」
 福沢は毅然として述べた。
「戦いだ」
「勝ちますね」
「決戦ならな」
「なら他の世界の戦士達と合流して」
「半月後に備えてもいく」
 その時にはじまる決戦にというのだ。
「これからな」
「わかりました、じゃあおお金は」
「心配するな、金なぞだ」
「幾らでもありますね」
「そしてもう船の修理も済んだ」
 福沢はこちらの話もした。
「ではすぐにだ」
「拠点を船に移して」
「あちらに全員集めてだ」
 他の世界の戦士達もというのだ。
「あらためて今後のことを考えていく」
「それでは」
「あの船なら」
 国木田は船の話をした。
「それこそ何百人も収容出来ます」
「物資も多く積める」
「そして拠点にしてですね」
「戦える、だからだ」
「これからですね」
「船に向かうぞ」
「わかりました」
 国木田は福沢の言葉に頷いて応えた。
「それでは」
「行くぞ」
「はい」
 二人で話してだ、そしてだった。
 戦士達は戦場を後にし港に向かった、そこで他の世界の仲間達とも合流し半月後の決戦の用意にも入った。


第三百六十八話   完


                  2019・3・16 
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