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仮面ライダー エターナルインフィニティ

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第三百五十八話 緒戦の勝利の後その十八

「なら答えは一つだ」
「そうだな、ではだ」
「戦ってやるさ」
 オーズが一同を代表して言った、誰も反対しなかった。
「この世界での決戦も」
「そう言ってくれて何よりだよ」
「それで何時何処でする」
「一ヶ月後ショウブ村でとしたい」
「そんな名前の村があるのか」
「ある」
 ちょこはバーズの質問にすぐに答えた。
「村長の顔も同じ」
「そうか、わかった」
 村長のことは一言で済ませたバーズだった、そのうえでまた言った。
「では一月後にその村だ」
「それじゃあ」
「では一月後また会おう」 
 スサノオは自分が言いたいことを終えると戦士達にこう告げた。
「その時は私も戦う、そのことが楽しみだ」
「さっきから自分の言いたいことだけ言ってますね」
 カンパネルラはこのことを指摘した。
「どうも」
「これがスサノオです」
 エリカはカンパネルラにクールに答えた。
「そういうことですので」
「そうなんですね」
「はい、そういうことでご理解下さい」
「わかりました」
「その時にまた会おう」
 最後にこう言ってだった、スサノオは姿を消した。これでこの村での戦いは終わった。そのことを受けてだった。
 ライダー達は変身を解除した、火野は元の姿に戻るとハル達に話した。
「じゃあ一ヶ月後にね」
「ショウブ村で、ですね」
「決戦となったから」
「スサノオは一方的に決めましたね」
 イルナもこう言った。
「どうにも」
「それがあいつのいつもだから」
「だからですね」
「もうそのことを言ってもね」 
 そうしてもというのだ。
「仕方ないから」
「だからですね」
「そのことはもう置いておいて」
 そしてというのだ。
「決戦になるとスサノオはとんでもない数の怪人や戦闘員達を出してくるから」
「この数十倍は普通に出してくる」
 アンクは何でもないといった声で述べた。
「だから覚悟することだ」
「数十倍ですか」
「そうだ、だがだ」
 それでもとだ、アンクはハルに話した。
「こちらも手はある、安心しろ」
「皆に連絡したわ」
 知世子が明るい声で言ってきた。
「もうすぐここに来てくれるわ」
「皆っていうと」
「他の世界の人達よ」
 ライダー達がこれまで巡って共に戦ってきた仲間達だとだ、知世子はルルナに対して落ち着いていてそれでいて明るい声で答えた。
「皆来てくれるから」
「そうなの」
「そう、だからね」
 それでと言うのだった。
「皆が来てくれるから」
「その皆と一緒に戦う」
「そうなるから」
「いつもこうしてるの」
 比奈もこう話した。
「決戦まで訓練もしてね」
「そうして連携とかも高めるグルな」
 グルもこのことはわかった。
「そうグルな」
「そう、だからね」
「訓練もするグルな」
「このことも楽しみにしておいてね」
「わかったグル」
 グルは納得した顔で頷いた。
「じゃあ楽しみにしているグル」
「皆すぐに来てくれるからな」
 伊達も余裕のある態度で話す。 
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