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ヘタリア学園

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第七千六百七十四話  万世一系ということは

第七千六百七十四話  万世一系ということは
 トルコは日本の上司の上司の人についてさらに思うのでした。
「最低でも堺市のでかいお墓の時にあったお家だからな」
「仁徳天皇陵ですね」
「その頃から一つの家だってことだな」
「その通りです」
 日本も答えます。
「その頃から」
「そうだよな」
「あのお家には苗字がありませんが」
「ってことはな」
「遥かな昔私の国民の皆さんには苗字がありませんでした」
「そのことの証拠なんだな」
「そしてその頃からあるお家なのです」
 もうこれだけで気の遠くなる様なことです。
「私自身何時から私の上司の上司であられるのか」
「わからねえんだな」
「私が意識を持った頃は」
 勿論トルコはその時いません。
「おられました」
「本当にとんでもねえ家だな」
「そうですね」
 とにかく物凄い歴史を持っているのが日本の上司の上司のお家です、日本でもそのはじまりを確かに覚えていない位に。


第七千六百七十四話   完


                    2019・3・31


 
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