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劇場版 真・恋姫†無双 曹魏の魔法使い 魔法大乱

作者:西森
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いざ魔法世界へ

ヨナルデ率いる黒装束達に拐われてしまった一刀

だが黒装束の一人・ケイルが残していった黒装束を頼りに一刀の行方を探るため、魔法世界からやって来たエレナは外史世界の他国にいる他の魔法使い達を呼び寄せたのだった。

そして皆に一刀が拐われたことを伝えると

氷夢「成程。それで嗅覚に優れたオルトロスの召喚リングを持つ私が呼ばれたわけか 」

霧野氷夢(きりの・ひょうむ)

氷魔法の使い手のクールビューティーだが頭が馬鹿。胸は桃香並

氷夢「エロ一刀の危機とならば協力してや… 」

と、その時

氷夢「は…はくしゅんっ!! 」

氷夢がくしゃみをした瞬間

炎夢「あれれ〜?何で私は魏にいるの? 」

氷夢の様子が変わってしまった。

実は氷夢は二重人格であり、くしゃみをすると

氷夢から炎夢へ

炎夢から氷夢へと変わってしまう。しかも記憶共有していないため急に入れ替わると混乱するのだ。

霧野炎夢(きりの・えんむ)

明るく無邪気で天真爛漫な百合癖のある変態だが頭がいい炎魔法の使い手

召喚獣は共に二首を持つドーベルマンのオルトロス

風羅「私も協力します! 」

風間風羅(かざま・ふうら)

温和でお人好しな性格で高い知力と人間離れした高い身体能力の持ち主。
風魔法の使い手だが魔法より武術の方が得意。胸が思春並の貧乳でよく男と間違われ首が敏感なため常にマフラーをしている。
召喚獣は象のように大きいグリフォン

エリス「私も戦闘では役立たずかもしれませんが補助で役立ってみせます! 」

エリス・リーン

優しい性格をした回復と強化魔法の使い手
料理がとてもうまいが月並の貧乳
召喚獣は回復能力を持つ仔馬ほどの大きさのユニコーン

風羅とエリスが参加するなか

アンソニー「俺まで行かなきゃならないの〜 」

この中で唯一男の魔法使いであるアンソニーは行きたくないオーラを出していた。

アンソニー・ゴルド

黒い天然パーマをした雷魔法の使い手
スケベで馬鹿で弱い奴しか相手にせず強い相手には命乞いをする上に高所恐怖症だが金持ち
召喚獣は滅多に働いてくれない幸運猫

マリア「ちょっと!あんた一刀を助けたくないの!! 」

アンソニー「そりゃ一刀とはちょっとした仲だし助けに行きたいけどさぁ、何で俺達を呼び出した魔法道具で一刀を呼び出さなかったんだよ? 」

エレナ「うっ!? 」

馬鹿であるアンソニーにその点を突っ込まれてしまった。

エレナ「そ…それは…!? 」

アンソニー「あれれ〜♪。もしかして生徒会長たる人間が悪魔族に妨害されてしまうからって言い訳するのかな〜 」

エレナ「うっ!? 」

その通りであった。

アンソニー「おっかしいなぁ〜♪馬鹿である俺でも真っ先に一刀を呼び出すことを考えつくのに生徒会長が気付かないだなんて頭がおかしいんじゃないの〜♪何なら生徒会長代わってあげようか〜♪ 」

ここぞとばかりにエレナをからかいまくるアンソニーだが

カチンッ!!

仏の顔も三度という言葉があるようにいくらなんでもからかい過ぎてしまい

※少しお待ちください

アンソニー「す…すいませんでした!?参戦させていただきます! 」

エレナ「よろしい 」

何が起きたのかは知らないがエレナに謝るアンソニーであった。

エレナ「とにかくお願いします 」

炎夢「オッケ〜! 」

ボンッ!

それはともかく炎夢はオルトロスを呼び出して黒装束の臭いを嗅がせてみると

くんくんっ!

オルトロス(右)「この世界では感じない臭いを感じるな 」

オルトロス(左)「きっと魔法世界にいるんだね〜 」

オルトロス

紫色の体をした二首のドーベルマン

水色をした右の頭からは氷を吐き
赤色をした左の頭からは炎を出す
性格は氷夢・炎夢と同じだが二首は仲が悪い

エレナ「奴らはもう魔法世界に逃げてるわけですね 」

マリア「どうしますかエレナさん!? 」

エレナ「我々も急いで魔法世界に向かいましょう! 」

魔法世界に向かおうとするエレナ達であったが

華琳「ちょっと待ちなさい! 」

華琳に止められてしまった。

華琳「一刀を探しに行くと言うのなら私達も着いていくわ 」

エレナ「何を言ってるんですか!?奴らが向かった先は恐らく魔法世界の中でも危険とされる悪魔界ですよ!そんな危険な場所へ魔法使いでもない皆さんを連れていくわけには… 」

華琳「そんなの関係ないわよ!! 」

ビビィンッ!!

華琳は大声で叫んだ。

華琳「魔法使いだとかそうでないとか関係ない!私達は一刀を救いに行きたいだけなのよ! 」

華琳の言葉を聞いたエレナは

エレナ「わかりました。確かに人数は多い方がいいかもしれませんしね 」

華琳達の参加を認めた。

マリア「エレナさん… 」

エレナ「ただし、全員は無理です。ここにいる私達魔法使いの人数だけですからね 」

となると最大で六人だけが参加するということであった。

だが

アンソニー「行ってらっしゃい!俺はこの世界を守るため留守番を… 」

ゴッチィーンッ!!☆ミ

マリア「あんたも来なさい!! 」

アンソニー「は…はぁい!? 」

こうしてマリア達魔法使い六人と華琳達は魔法世界に向かうことになったのだった。
 
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