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魔法科高校の劣等生の魔法でISキャラ+etcをおちょくる話

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第百三十八話

一夏が弾を連れていき、奏がそれについていった。

残された鈴はといえば…

(一夏に可愛いって言われた一夏に可愛いって言われた!)

鈴は顔を真っ赤にして思考停止していた。

「鈴。おい鈴………………。ペチャパイ」

「どぅあれがペチャパイですってぇぇ!?
この爆乳娘! 嫌味か! 嫌味かこのぉ!
その爆乳で一夏とムフフしてんのかー!」

鈴が箒の胸を掴もうとしたが、沈んで掴めなかった。

「お、気がついたか」

「………………………」

鈴は箒の胸をふにゅふにゅしたあと、自分の胸に手を当てた。

「鈴。大丈夫だ。女の価値は胸じゃない」

「アンタは持ってる側の人間でしょーが!」

鈴が再び箒の胸に手を沈める。

そこで違和感に気付いた。

否、違和感がない事に気付いた。

「………アンタ何時ものサラシは?」

「巫女服だぞ。下着なんて着ける訳ないだろう」

「な!?」

「安心しろ………ちゃんとニップレスを貼っている」

「下は…?」

「無論バンソーコーだ」

「アンタバカじゃないの!?」

叫ぶ鈴にロリsが集まる。

「どーしたのー?」

と尋ねたのは円香だ。

鈴は円香を見て一瞬硬直した。

あまりにも千冬に似ていたからだ。

「アンタ…円香…で会ってる?」

「うん。私が円香だよ」

「なるほど……」

「ちなみに円香達もノーパンだ」

「アンタこんな小さい子になにさせてんのよ!?」

「何を言うか。コレが巫女服の正しい着方だ。
私は二次エロ画像とかである巫女服の下にエロい下着、というのはしない。
一夏も絶対萎えるからな」

「何の話よ!?」

「ナニの話だが?」

ボシュゥッ! と鈴の顔が赤くなる。

「そうだ、お前達。お小遣いを上げよう。
杏飴を3つ買ってきてくれるか?」

箒はロリsに金を渡した。

残ったのは鈴と箒と式神二人だ。

「今行った三人だが……。既に一夏とキスしてるぞ。しかも一夏は返事をしてないが一応告白している」

「はぁ? そんな訳ないじゃない」

「昨日私がけしかけた」

「アンタが主犯!? ってけしかけたってどっちを!?」

「ロリ三人を一夏にけしかけた。
あれはいい物だった…。コレが動画だ」

箒が差し出したのはホロデバイスだった。

大きさはUSBメモリ程で、スイッチを押すとホロウィンドウで映像が再生される物だ。

「いちおう…貰っておくわ…」

鈴が持っていたバッグにデバイスを入れた。

「でだ…何を言いたいかと言うとだな」

「うん」

「一夏に告れ。鈴」

「はぁ!?」

箒が鈴を抱き締める。

「去年の今日。私はお前に助けられた。
今度は、お前が一夏を助ける番だ」

「ちょっと…」

「なに、安心しろ。一夏が遅かれ早かれハーレムを築く事は、決まっている」

箒は、知っている。知らされている。

束から、一夏の『本当の』事を。

「仮にこの世界が小説やゲームだとしよう。
近くの神社の夏祭り。告白のシチュエーションとしては最高だ」

「アタシ箒の価値観理解出来ないんだけど…」

「私の価値観…という訳でもないが。一般論的にもいいシチュエーションではあるとおもうぞ」

「そうね……考えとくわ」

「とにかく早くしないと先を超されるぞ。
一夏は既に千冬さんを受け入れたからな」

「は……………?」

「しかも別れ際にマジックアイテムの指輪を左の薬指に着けると来た」

「嘘………? だって、姉弟でしょ?」

「嘘な物か。理由は言えんがあの姉弟には法は通じない。私達にとって、一夏の価値観こそがルールと言っていい」

何せ、ISと魔法があれば幾つかの法を易々と通り抜けられる。

「そして一夏の価値観ではおそらくハーレムはOKだ」

それがハーレムなのか、囲い込む檻なのかは、誰にもわからない。

「ああ、いい忘れていた」

「なによ」

「一夏の袴をめくったら勿論フルチ…」

「言わせないわよ!?」













side in

戻って来たら鈴が箒に抱きつかれていた。

「なにしてんの?」

「なんでもないわよっ!」

ふむ……。

「鈴。俺は胸が小さくても好きだぜ」

「違うわよっ…!……………は!?」

「箒。あんまり鈴を虐めてやるなよ」

「一番いじめてるのはお前だがな」

はて、どういう事だろうか。

「ところでロリsは?」

「ああ、杏飴を買いに行かせた。
エレンが食べたいと言っていたからな」

「わかっててやってるだろお前!
鈴がいるんだぞ!」

「なに、見た目は幼女がじゃれてるだけだ」

お前今俺まで幼女にカテゴライズしたな?

泣かすぞ。いや啼かすぞ。

ちょうどエレン達が戻って来た。

「お兄さん。一緒に食べましょう」

「おまえまでか…リム」

あ、でも昨日リム結構ノリノリだったしな…

おませな時期なんだろうか…

ベンチのある所までいくと、箒が認識阻害術式を発動した。

「ねぇ、なにこの膜?」

「それは箒が張った結界だよ。中の事を見えなくするのさ」

「正確には中の光景が目にはいっても何も感じなくするものだ。
昔の忍者が使っていた魔法らしい。
もっともこの国では忍術や妖術と呼ぶらしいが」

結界を張ると、式神が有機素体を収納し、吸血鬼が影に潜った。

気を使ったのだろうか?

それとも日射しがキツいのだろうか。

一応奏にも結界を張っていたんだが…

「お兄ちゃん、こっち」

気付けば円香の膝の上だった。

左にリム右にエレンが座り、右隣のベンチに箒と鈴が座る。

「あら一夏。そこでいいの?」

「抵抗できないんだよ…。力がありすぎてな」

「?」

首を傾げる鈴に、箒が吸血鬼の膂力について説明した。

「成る程。つまり今のアンタはされるがままって訳ね」

何故か鈴が目を輝かせる。

「おい。何する気だ鈴」

「何もしないわよ。少なくとも今は」

警戒しとこう。

鈴に警戒を向けた刹那、首筋に痛みが走った。

「な……!? りむ……!」

体から力が抜ける。

最近ネコモード(トランス状態)も悪くないかな…なんて思ってる辺り、俺はもう末期かもしれない。

side out










「にゃふぅ……」

「上手くいったね! リム!」

「そうですね、円香」

「じゃ、杏飴杏飴~」

エレンが取り出したのは杏飴だ。

エレンは取り出したそれを一夏の口に突っ込んだ。

「みゃむみゃむ………」

そして、そこに舌を割り込ませた。

「みゅ!?」

一夏の口の中で、エレンが飴をなめる。

「ちょっと箒! 放っといていいの!?」

「ん?何がだ? エレンと一夏のアメチューか?」

「そうよ!」

「眼福じゃないか。何故止める」

「んな!?」

「それに、アメチューだけやめさせてもなぁ…」

「はみゅはみゅ……」

「円香、お兄さんの耳好きですね」

「はみゅ? やってみる?」

「そうですね…」

とリムが一夏の耳に…人の耳に舌を伸ばした。

「んぅっ!」

ビクッと一夏が体を震わせる。

身を捩るが抜け出せない。

「いやアレやり過ぎよ!? そもなんであんな小さい子があんなこと知ってるのよ!?」

「さぁ? 姉さんが教えたんじゃないか?
姉さん今あの三人の家庭教師してるからな」

「は?」

「朝から夕方までな。ずっと勉強だけって訳でもないだろうし、おそらく空き時間に色々仕込んでいるのだろう」

「束博士ってド変態なの…?」

「心外だなぁ~。りんちゃん。私は箒ちゃんほどエッチじゃないよぉ。ふぅー…」

「ひみゃぁ!?」

背後から声をかけられた挙げ句、耳に息を吹き掛けられ、鈴が飛び上がった。

「やっほー。久しぶりりんちゃん」

「あ…ご無沙汰してます束博士」

「うんうん。ちゃんと挨拶できて偉いね」

鈴の隣に、束が腰をおろす。

星空ドレスと同じ生地の浴衣だ。

「うーん。私が教えた通りにいっ君を責めてるねぇ、上出来上出来」

「いや、あの…。何教えてるんですか貴女」

「ん? 英国数理社保体技術道徳かな。細かく分けると情報とかも教えてるよ」

鈴がロリsを指差す。

「あれは?」

「勿論保健体育。大丈夫。あからさまなのは教えてないから」

「えぇ……」

「まぁ、でもキスは口でするSEXだとも言うけどね」

「うむ…。今の一夏にリリムキッスを掛けたいのは山々だが…巫女舞に響くからやめておこう…」

「え? あの魔法って男にも効くの?」

「効くぞ。今度一夏に掛けたタイミングで擽ってみるといい。面白いぞ」

そのあと一夏は代わる代わる耳と唇を犯されるのだった。
 
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