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オズのガラスの猫

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第十二幕その一

               第十二幕  楽しい和解
 つぎはぎ娘とチクタクが犬の国から戻ってきました、オズマは二人が帰ってくるとすぐに尋ねました。
「犬の国の人達は何と言ってたの?」
「オズマが言うならならってね」
「答えてーーくれましーーた」
 二人でオズマに答えます。
「それでーー明日ーーです」
「こっちに皆で来てくれるそうよ」
「そう、それじゃあね」
 オズマは二人の言葉を聞いて笑顔で言いました。
「明日にね」
「いよいよね」
「河豚料理ーーをーーですーーね」
「出すわ」
「河豚ですか」
 河豚と聞いてです、オズマ達と一緒にいた猫の国の市長さんはびっくりして言いました。
「あのお魚を出すのですか」
「ええ、あのお魚を出すわ」
「それはまた」
「あれっ、河豚美味しいわよね」
「はい、ただメジャーとはです」
 お魚の中ではと言う市長さんでした。
「言えないので」
「オズの国ではそうよね」
「やはり鱈や鮭や鱒等ですね」
 よく食べるお魚はというとです。
「我々は」
「全部アメリカのお魚ですね」
 ここでこう言ったのはジョージでした。
「アメリカでよく食べるお魚ですね」
「オズの国はアメリカが反映されるから」
 神宝も言います。
「猫の国で食べるお魚もアメリカでよく食べるお魚なんだね」
「お寿司とかあっても」
 カルロスはお料理をお話に出しました。
「結構アメリカの感じになってるしね」
「私達は日本そのままのお寿司を食べてるけれど」
 それでもと言う恵梨香でした。
「あれはあえて出してるから」
「そうだよ、お寿司とかもね」
 市長さんも子供達にお話します。
「オズの国ではね」
「アメリカナイズドといいますか」
「日本のものそのままはあまりないんですね」
「どうしても」
「そうなるんですね」
「そうだよ、それと共にアメリカは色々な国から人が来ていて」
 さらにお話する市長さんでした。
「色々な食べものが入っていてね、私達も食べていて」
「それで、なんですね」
 いささか引いたお顔で尋ねるナターシャでした。
「シュールストレミングも」
「食べるよ、私達の国ではね」
「人気があるんですね」
「あの美味しさを犬の国の人達にも紹介したかったんだがね」
 このことを残念そうに言う市長さんでした。
「それがね」
「喧嘩になったんですね」
「全く、酷い匂いだってね」
「凄い匂いするって有名ですよ」
「その匂いがいいんだよ」
 好きな人として語る市長さんでした。
「それがだよ」
「犬の国の人達はですか」
「臭いって言ってね」
「喧嘩になって」
「我々も困っているんだよ」
「そういうことなんですね」
「うん、我々にしても喧嘩はしたくないしね」
 猫の国を代表して言う市長さんです。
「何とかしたいと思っていたんだけれど」
「だからあたし達が来たのよ」
 ガラスの猫は市長さんにまさにと言いました。
「そういうことなのよ」
「うん、ではね」
「明日仲直りしてもらうわよ」
「その為の切り札が河豚なんだね」
「そうなるわよ」
「わかったよ、しかし河豚とはね」
 またこのお魚について言う市長さんでした。 
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