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魔法科高校の劣等生の魔法でISキャラ+etcをおちょくる話

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第八十二話

「お邪魔していますブリュンヒルデ。
戦場ヶ原ひたぎといいます」

「お邪魔している!私は神原駿河!
貴女の弟のエロ奴隷だ!」

取り敢えず目の前の痴女をどうにかしよう。

side out








朝起きて、キッチンへ行くと、雌豚二匹が千冬さんの前で正座させられていた。

裸エプロンで…

「箒、どういう事か説明しろ」

「先日、そちらの包帯を巻いている方の雌ぶ…女が怪異に取り憑かれ、ソレを一夏が解決しました。
そして彼女等はその謝罪の為に昨日この家に来ました。
そして謝罪として体を差し出すと言ったので調き…教い…説得して止めました」

「箒」

「はい」

「お前のせいかぁぁぁぁぁぁぁ!」

千冬さんの右手が私の顔を掴み………

side out












ぴぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?

「うを!?」

誰かの叫び声で目が覚めた。

「なんだなんだ!?」

視覚を広げると、箒が姉さんにアイアンクローされてるのが見えた。

その後ろには裸エプロンの二人。

えーと…

「どういう状況だ…?」

まぁ、大方の予想はつくけど…

「取り敢えず、降りよう…」

体を起こそうとして…

「うあー…起きたくねぇ…」

『そりゃぁ、五回も心臓止まったもんね…
ヌカロクとはいかずとも五回って…』

喧しいわ。

リリムキッスは封印指定だよまったく…



部屋を出て、階段を下り、リビングへ。

「姉さん、何事?」

「む、一夏か。
その台詞は私が言いたいのだが」

箒の頭を掴んで持ち上げた状態で、姉さんは答えた。

「あー、取り敢えずそこの痴女二人は謝罪の為に家に来て、詫びとして俺に体を差し出すとか言ったから拒否った」

「それで?」

「箒が二人を部屋に連れて行ってにゃんにゃんしてた。
俺はその間ラボでカンヘルのOS組んでた」

「止めなかったのか?」

「止めれると思う?」

「それもそうだな…」











そうして、賑やかな食事が始まった。

まぁ、大抵神原と箒がはなしてるんだけどな…

「あ、そうだ、ひたぎさん」

「なんでしょうかご主人様」

「「……………………」」

俺と姉さんは、絶句した。

「なぁ、おい箒、お前マジで何したの?」

「すこし"教育"をな…」

あぁ、もういいや。

「最近暦さんと育さんってどんな感じなの?」

するとひたぎさんは一瞬考え…

「もうラブラブよ。事あるごとに老倉さんが阿良々木君にアタックしてるわ。
特に昼に弁当を『あーん』するのはホッチキスで口を閉じたくなるからやめて欲しいわ」

「ほう、あの二人の噂は聞いていたが、そんな事になっていたのだな…
よし!戦場ヶ原先輩!我々もあーんしようではないか!」

と神原がひたぎさんの口に箸を持っていくと、大人しくパクりと食べた。

「ひたぎさんって案外素直だねぇ…」

ニヤニヤしながら彼女を見つめていると、顔を赤くしてそっぽ向いてしまった。

「よしでは私も…」

と姉さんが箸を差し出す…

え?俺?

「あむ…むぐむぐ…」

しかし、姉さんが俺から視線を外し、その後ろ、箒へ目を向けたかと思うと…

「えぁ!?」

俺の服が、変わっていた。

「ふむ…なかなかいいな」

と箒。

「は、はだ、裸ワイシャツの猫耳ショタ…!
………………………がふ…」

あ、変態が逝った。

いや、マジで鼻血が忠誠心の如く吹き出してる…

「なにこれ?」

「千冬さんのワイシャツだが?
因みに下着はウカノミタマの中だ」

「んな事ぁわかってるんだよ!
家事は全部俺がやってるからな!
姉さん家事できないし!」

ビシッと姉さんを指差すが、萌え袖になってしまっていて、締まらない…

「つーか!パンツ返せ!」

俺と姉さんの身長差がかなり大きいので、シャツがワンピースみたいになってるのが救いだが…

「断る」

くっそぉ…セルピヌス・システム使うぞコノヤロー…

「っ…」

「おい戦場ヶ原ひたぎさん、今何で鼻を摘まんだ?
お兄さん怒らないから言ってごらん?」

「いえ…その…私の鼻から貴女への"カワイイ"が溢れそうなのよ」

「お前ら二人共失血死してしまえ」

「……………///」ビクンビクン

「罵倒されて顔を赤らめるな!
いよいよ末期じゃねーかヴァルハラコンビ!」

「「//////」」

「一夏、逆効果だぞ」

「箒の言うとおりだな…」

その後、復活したヴァルハラコンビと朝食を食べ終え、二人が帰った。

のだが…

「神原駿河だ!」

「…………」

「私が昔来ていた服を持ってきたぞ!」

「持って帰れ」

「君に着せる為に持ってきたのだが」

「洗ってんのか?」

「そこは問題ない。お婆ちゃんが管理してた服だからな」

「そうか、なら帰れ。
お婆ちゃんに感謝して大事に保管しとけ」

玄関を閉めようとしたその時…

「まぁ、待て一夏」

姉さんに止められた。

「なんだよ姉さん」

「せっかくの好意だし、受け取っておこうではないか」

……………………

「FU ZA KE RU NA ☆」

しかし…

「うむ、ちゃんと来たか雌豚二号」

「箒!?」

今コイツなんて言った!?

「うむ、ちゃんと持ってきたぞ」

「おいこら箒お前の差し金か!?」

「「さぁ、一夏。こっちへ来い」」

「おいバカやめろ!あ!おい!」

その後、神原と姉さんの御下がりの服を滅茶苦茶着せられた。

あと途中でひたぎさんも戻ってくるし、束さんも乱入してきて地獄だった。

「不幸だー‼」

「あら、女の子に囲まれてるのだから愉しみさいよご主人様」

「うむ、君はもう少し悦ぶべきだ」

「俺は女装して愉悦に浸る趣味は無い!」

「「「「「私達が楽しい!」」」」」

「喧しいわ!」
 
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