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魔法少女リリカルなのはエトランゼ(異邦人) 再構築

作者:ケン009
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9部 ViVid!
3章 春のオフトレーニング
  チーム戦開始 前半戦

 赤チーム、青チームに分けてのチーム戦がそろそろ始まろうとしていた。
俺も仕方なく解説者として参加することになった。
どのみち見て決めようと思ったから丁度いいんだが
赤チームはえっと・・・
ノーヴェ、アインハルト、フェイト、コロナ、キャロ、ティアナね
青チームは
スバル、ヴィヴィオ、エリオ、リオ、ルーテシア、なのはね
えっとコロナとリオ抜いたらほぼ同系列なチームわけだ
どんなふうになるのやら見させてもらおうと思ってたら、みんな一斉にバリアジャケットに着替えだした。

 メガーヌさんの始めの合図でチーム戦が始まった。

「メガーヌさん」

「何かしら?」

「これ見て思ったんだけど、どちらが早く収束砲(ブレイカー)を入れるかの勝負じゃない」

「それ、どんな最終戦争ですか?」

「いやセインきっとそうなるって、それか早くなのはかティアナを落とした方が勝ちかな」

「楽しみね」

「メガーヌさんはどう見ますか?」

「私は娘びいきかもしれないけれど、なのはちゃんとルーテシア2人が作戦立てれるから、その差で青チームかな」

「あ~確かに、青チームなのはさんいますからね、そう言う綾さんは?」

「ブレイカーでの全滅かな」

「それ起きたら本当にシャレになんないですよ」

 外野3人で話していたら後方のなのは、ルーテシア、ティアナ、キャロ以外はお互いのポジション同士での1対1に自然となっていった。
まずは娘の方から見ますか
ヴィヴィオは現在アインハルトと対戦中だけど、砲撃を何とかかすらせて、流石判断が早い
次の一手で束縛呪文をアインハルトに行うけれど間一髪でかわしたところでケリをガード
アインハルトはそのままガードをしながらヴィヴィオの体勢を崩しながら正拳突き
でもヴィヴィオはすんでのところでガードをしながら後ろに吹き飛んだ

 おれは二人の戦いをじっくり見たかったのだが、コロナが珍しい物をしやがった。
BASTARDに出てくるストーンゴーレムよりデカいゴーレムを一瞬のうちに作成しやがった。
しかもゴーレムのくせに動きが素早い

スバルとノーヴェも同門だけあってすさまじい応酬しているし
フェイトとエリオもお互いスピードで
攪乱しようって言うのはわかるけれど、お互いの手の内が読めてるらしく中々の決定打が出ていない
その時、ヴィヴィオ達の戦闘が状況が変わった。

ヴィヴィオはシューターを飛ばすけれどアインハルトはシューターをバレットを受けながらヴィヴィオに投げ返しやがった。

「流石古流武術だけあるね」

「そういや綾さん古流武術っていったい何なの?」

「私の考えだけどね基本武術って一対一だと思うんだけどね
古武術は基本戦場武術でもあるから多対一での戦闘も視野に入れてる
だからアインハルトみたいにシューターを跳ね返す多対一の技があるんだよね」

 そうしてアインハルトはヴィヴィオを地面に叩き落としたのだが、ヴィヴィオもただじゃやられないなぁ


「あれ、覇王っ子なんか様子が・・・」
 
 セインがつぶやいたと同時に肩のバリアジャケットが破損した。

「うおぉおおなに?」

「あら見えてなかったのヴィヴィオちゃんの反撃、ちょっとずれてたら結果は逆だったかもね」

「やっぱりメガーヌさんあれが見えてたんならやっぱり一緒のチームで出来ましたって」

「思ったよりいい試合してるから血が騒ぐの?」

「まぁ、ちびっ子たち半端ないから私も出たかったなぁ」

 2人と話している最中にゴーレムの上半身が回転しながらリオに攻撃するわ
リオはリオで大きいゴーレムを持ち上げ投げるわ
俺が思っていたレベルよりはるかに高い戦いをしていたのでおれも参戦したくなってきた。

 ヴィヴィオを叩き落したアインハルトはそのままなのはに遭遇しに行った
なのはもアインハルトを観察しながら楽しんでるし

「乱入したら」

「ダメよ」

「なのはさんに叱られるよ」

「だって凄い楽しんでるじゃんなのは」

「そうねぇ。きちんと受けながら分析中って所かしら」

 アインハルトの攻撃は暖簾(のれん)に腕押しって感じでなのはに完全に動きを読まれてレイジングハートで受け流していたところで、
ワザと隙を作りアインハルトの攻撃を誘った。
アインハルトはそれを好機と取り右のフックに近い攻撃をなのはは拘束魔法でアインハルトの右腕を拘束した。
なのはの近接封じの必勝パターン
アインハルトは解除を試みているみたいだがいくら才能あるアインハルトでも格上の存在の束縛呪文を力業じゃ無理だろうと思っていたら、
アインハルトの身体から力みがきえ脱力した状態から拳を振り回したら拘束した魔法のチェーンを砕いてその威力は拳圧となりてなのはを襲った。

「アンチェイン・・・ナックル・・・ノーヴェが教えたのか、あの年でよく・・・って懐かしくないですメガーヌさん?」

「もう、そそのかすのはやめて欲しいわ、でも・・・クイントの必殺技ね」

「奥様、覇王っ子ってなにしたの?」

「脱力状態から加速と炸裂点を調整する打ち方を極めると色々な応用が利くことが出来るわ
アインハルトちゃんがやったのは、静止状態から全身を使った加速で全威力を炸裂するやり方
極めれば、シールドもバインドもアインハルトちゃんの前には意味をなさなくんなる
繋がれぬ拳『アンチェインナックル』が出来るわ」

「あれやばいよね、私もクイントさんとやった時、シールドを破壊された時はビックリしたし、しかもあれ魔力全然使用してない
完全体術の技だから、二重の意味でビックリしたよ」

「でも、綾ちゃん余裕で勝ってたわよね」

「でもそれとこれは別ですって・・・でもさすがなのはの砲撃。あれは打ち返せないか」

 ピンク色の砲撃がアインハルトを飲み込み地面に叩きつけられていた
ゲージを見るとライフゲージが40
治療が行われるまで移動不可になるからなのはのシューター1発で終了させれるが・・・気づいてないようだ
俺がそう思ったのと同時にオレンジ色の弾丸がなのはの後頭部に当たった。
これでキャロが転送させて回復か・・・
嬉しいのはわかるけれど、気を抜きすぎでしょうが・・・
前半戦は全くの互角か
ヴィヴィオもアインハルトも治療中
コロナのゴーレムのゴライアスはダウン中だけど、リオと対峙してしてるし
まぁたまには見学も面白いか
見取り稽古にもなるから
おれならどうするかって考えてしまう
俺が参加するのなら能力の一つや二つは使用不可にしないといけないのだが・・・
体術のみ、魔術のみだったらどう行動するか色々シミュレーションしてしまう
子供たちあの頃のなのはとフェイトよりすごいんじゃないかな?
ノーヴェは良くあの子らを鍛えたなぁと感心どころか感動までしていた。
4年前は気の短かったノーヴェがだよ
あそこまで根気に教えているのを知ったらそりゃ感動するわ
後半戦はどう展開するか凄く楽しみ!!
 
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