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勇者って...何?

作者:碧@midori
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第4章 金属生物って...何?
  第92話 魔法作成って...何?

「...支部長さん、どうかしたのですか?」
「実はですね、エンディア王国の左に位置する国、アリアメント公国の中心部
アリシアという都に未確認のモンスターの影が見えたそうなのです
それを討伐して欲しいと、アリアメント公国のギルド支部に報告があり
クエストを受けることができるのは、支部長が決めた人のみということでした」
「つまるところ...」
「私が、あなたを推薦したわけです」
「そういうことでしたら、一応やりますけど」
「そう言ってくれると思ってました」
「どうやって行けば良いんですか?ポルトでいいなら......」
「こちらの方で、竜車を用意しますので」
「竜...もですか?」
「そちらが用意してくれるなら用意はしませんが」
「では、こちらで竜は用意しますが」
「こちらでは竜車本体を用意しますね」
「わかりました、いつ頃までに用意できますでしょうか?」
「1時間後までには必ず」
「わかりました」

数十分後工房にて

「兼司さん、できましたよ、オリジナルです」
「名前はないの?」
「とりあえず青騎士と読んでます」
「確かに青いけど...量産型と同じようなのは...」
「では、兼司さんが決めてください」
「え?俺?...じゃあ...青にちなんで『ブラウ』で」
「ドイツ語ですね...」
「やっぱり知ってるんだ...」
「英語、ドイツ語、フランス語などは一通り覚えましたからね」
「す、すげぇ...」
「とりあえず、起動させといてくださいね」
「じゃあ、後で起動するわ...」
「これ以外にも作りますか?」
「じゃあ、銃を持たせたやつをつくって欲しいな...2丁拳銃的な?」
「2丁拳銃ですか...リロードをさせるのが少し難しいですが、魔法を作ったらできると思いますよ」
「え?魔法を作れるの?え?」
「現代魔法の属性魔法では無理ですけどね」
「古代魔法を新しく作るんですか?」
「そういうことです」 
 

 
後書き
白音「魔法作成は研究所があれば楽なんですけどね...」
兼司「連絡手段を作らなかったあなたのせいじゃないですか」
白音「そうなんですけど...まあ、なくても多少の魔法は作れますし良いんですけどね」
ネイン「マイ・マスター、私も何か作りましょうか?」
兼司「何、作れるの?」
ネイン「それは......子供...とか...」
白音「それなら、私も!!」
兼司「ちょっと、逝ってくる」
ネイン&白音「ちょっと、待ってくださいぃ!!」 
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