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魔法少女リリカルなのはエトランゼ(異邦人) 再構築

作者:ケン009
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8部 StrikerS
7章 それぞれの明日へ・・・
  約束の空へ

 あれから早いものでもう3か月たった。
この3ヶ月は本当に忙しかった。
また中等部からやり始めると言われたけれど却下した。
そうそうヴィヴィオが来年から聖王教会のクリスチャン学校に行くことになった。
St.ヒルデ魔法学院
お嬢様学校はそうなんだけど、騎士カリムたちの母校でもあり、見学に行ったら雰囲気はよく、なのはに自分達が行っていた空気に似てるねって言ったら喜んでくれた。
本当はここ以外にも見学予定だったんだけど、ヴィヴィオが気に入ったらしくこの学校でお世話になることに

 それだけではなく罪を認め協力的だった加害者はミッドの海上施設での更生プログラムがギンガ達がやっているからその手伝いに行ったり、
地球に戻ったりして、本格的に桃子さんと士郎さんからコーヒーとシューの技術を学んだり、フォワード陣に無手での格闘を教えたり毎日が忙しい日々を過ごしていた。

 そして今日はそんな六課が出来て1年
卒業の日である。

「長いようで短かった1年間
機動六課は任務を終えて解散となります。
みんなと一緒に働けて、戦えて、心強くうれしかったです。
次の部隊でもみんながんばって、元気に」
 
 はやての挨拶があり隊員全員がその言葉に感謝を乗せるかのように優しい拍手をした。

 フォワード陣は少ししんみりと歩いていたら、急に後ろからなのはとギンガに呼び止められ、
呼び出しをくらった。
フォワード陣に見つめられたか、俺だって知らないっていうジェスチャをした。
外に向かってある場所に付いたら、そこにはミッドには基本ない木が俺たちを歓迎していた。

 風の影響で桜の花びらが舞い
俺自身もびっくりした。
はやてはやっと俺をビックリさせれたって嬉しそうだった。

「お花見?」

「綾んなわけねえだろ、フォワード陣整列、綾もだぞ」

 だってね後ろにはヴィヴィオもいるんだしそう思うでしょうが・・・

「はい」

「了解」


なのはが一歩前に歩き挨拶をするみたいだ

「さて四人とも一年間。訓練も任務もよく頑張りました。
綾ちゃんもありがとう」

「この一年間あたいはあんまり       褒めたことなかったが、お前ら本当に強くなった。」
 
 ヴィータは一回だけうなづいてそう言ってくれた。

 仏のなのは隊長に鬼のヴィータ副長だったからな
訓練内容は多分両方とも鬼、悪魔的かもしれないけれど
まさかのお褒めの言葉だと思ってなかったらしくフォワード陣達は驚いたぐらいだ

「辛い訓練、きつい状況、困難な任務、だけど一生懸命頑張って、負けずに全部クリアしてくれた。
みんな本当に強くなった。
四人とも立派なストライカーだよ」

 フォワード陣はなきだした。
嬉しいんだろうなぁ
俺自身も勉強になることも多かったから良い一年だったと言える。

「泣くな馬鹿垂れが・・・」

 ヴィータがそう言うけれど、言った本人も涙を浮かべてる
凄く濃い時間、期間だったと思える
なのは自身も涙を少し貯めてる
そう言えばなぜか卒業って涙が出てくるよな

「さて、せっかくの卒業、せっかくの桜吹雪」

 笑って卒業しようだよねっと思ったら・・・とんでもない事言いだした。

「締めっぽいのはなしにしよう。」

「あぁ」

 今まで黙っていたシグナム副長が待機状のデバイスを持ち出した。

「自分の相棒、連れてきてるだろうな」

 そしてヴィータは待機状態を起動状態にしやがった。
あれ、なんか嫌な予感・・・
フォワード陣達とフェイトも戸惑っている

「なんだ、お前は聞いてなかったのか?」

 そう言いながらシグナムもフェイトに話しかけながら起動状態にした。
まさか・・・

「全力全開手加減無し機動六課での最後の摸擬戦」

「「「「はい」」」」

 フォワード陣も受けるなよ!

「全力全開って聞いてませんよ」

 よし、もっと言ってやれフェイト

「まぁやらせてやれ、これも思い出だ!」

「もう、ヴィータ、なのは」

 両手を体の前にぎゅっと握って抗議するんだが・・・

「固い事言うな、せっかくリミッターも取れたことだしよ」

「心配ないない、皆強いんだから」

「フェイトママ・・・だいじょうぶ。みんな楽しそうだもん」

「フェイトさんもお願いします」

「頑張って勝ちます」

「もぅ」

「がんばって」

 あ~ヴィヴィオも言ったら、フェイトが落ちたよな

「私は・・・」

「もちろん綾ちゃんもやるよね」

「どっちのチームで?」

「えっと綾ちゃんはチームワークが嫌いだって言ってたから1人で」

「絶対に」

「綾お姉ちゃん」

「だって、ヴィヴィオ。下手したら8対1になるんだよ、これ」

「綾お姉ちゃんのすごいところヴィヴィオも見てみたいな」

「わかった。そこで見ていてよ。瞬殺してあげるから」

「ヴィヴィオありがとうな」

「汚いよはやて、ヴィヴィオ使うなんて・・・」

「みんな、綾ちゃんはみんなを瞬殺するそうやから」

「馬鹿はやて」

「やってみろや数年前と違うってところ見せてやるからよ」

「綾あんたがやりにくいって言ってた私の戦術で叩きつぶしてあげるから」

「綾、今日こそは勝ちますから」

「私もサイツさんに教えてもらった技術となのはさん達に教えてもらった事をぶつけます」

「綾、面白いその挑戦受けてたとう」

「綾そこまで言われたら、私も師匠越えさせてもらうよ」

「なのは~」

「うん、私も全力で綾ちゃんに挑戦するから」

「この馬鹿タヌキどうしてくれるん?」

「誰がタヌキや、自分で口走っただけやろか」

「はぁ~」

「綾お姉ちゃん頑張って」

「うん、俺に喧嘩を売ってきたからには覚悟を決めろ!」

 俺は自分の腕にある印を出す

「なのはママ、フェイトママ、頑張って!」

「「うん」」

 「はやては」

「私はやらへんよ」

「ならこのサークルから出ないでね。そしてヴィヴィオを頼むわ」

「了解、安心してな」

「ヴィヴィオに何かあったらはやての明日はないから」

「何物騒な事言ってるん」

「そしてギンガはこの馬鹿気たチーム戦やるの」

「私も見学してます」


 桜に影響がない様におれが結界を張りつつ
この馬鹿気た学生のノリで行った摸擬戦は、
はやてとギンガの号令で始まった。
そう桜吹雪が舞いながら俺たちは楽しく行った。

 解散後は
はやて二佐は特別捜査官に復帰
完全に地上に籍を置き
密輸、違法魔導士等の関連の捜査士気を担当
守護騎士とアギトと一緒に職務を続ける。

フェイトは副官シャリーとともに次元航空部隊に復隊
あらたにティアナを執務官補佐を置き
ティアナは執務官になるための実務研修

 もう一人の召喚師ルーテイシアは魔力の大幅封印後
無人世界への隔離による観察保護処分が決定
長い隔離期間をスカリエッティの基地で保護された母親と召喚獣達と静かに暮らす。

 ロングアーチの通信使だったアルトはヴァイスさんがけがの時
ヘリにも乗っており、六課解散後は正式にヘリパイロットになる
ヘリパイロットだったヴァイスさんは、トラウマを克服をして
武装局員資格を再取得をしてヘリと武装局員両方ともやってるそうだ。
俺の感だけど、くっつくんじゃないかなぁと思うんだけどな

 はやての副官ですごく頑張ってくれてたグリフィスは、
次元航空部隊に所属をして
戦艦での事務作業従事する。

 六課隊舎崩壊の時アースラの操縦をしてくれてたルキノは、
グリフィスの補佐官を務めつつ
操船操舵手としての道を進む

 フェイトの保護児童キャロは、
全所属の辺境自然保護隊に復帰
同じく保護児童のエリオは、
キャロと同じく辺境自然保護隊へ希望転属
同じ部隊で仲良くやってるらしい
竜騎士、龍召喚士コンビとして自然保護、密猟者対策業務において活躍してるらしい
サイツもちょくちょく遊びに行ってるということをキャロから聞いた。

 ヴィヴィオも元気に学校に行きだして、
この間なのはとユーノ、アルフがのぞき見で学校見学に行ったそうなんだけど、
保護者達がシスターシャッハに怒られて恥ずかしい思いをしたって聴いた。
その後あきれ顔になったのは仕方ない事
ユーノには嫌味を言っておいた。
友達も増えてすくすく成長していっている自慢の義妹

 スバルの姉ギンガは、
戦闘機人達の更生プログラムを行っているらしい

 その父親のゲンヤさんから飲み屋で飲んでた時に、
4人引き取る話を聞いた。
凄く懐が深い親父さんだ!
残りの3人は、聖王教会がシスターとして引き取るらしい

 スバルは、災害対策、人命救助最先端
特別救助隊のフォワードトップとして活躍だと聞いた。
知佳さんやシェリーさんを紹介したらいい関係になれるんじゃないかなっと思った。
災害に見舞われた人たちを救い続ける

 なのはは、J・S事件の昇進を辞退した。
戦技教導官、そして空戦魔導師として現場に残り、後進をまもり、育て続ける
ヴィヴィオのお陰で、遠くの教導などは受けずに少しだけ家族の時間を大切にしてくれている。
みんな自分の夢に向かって走り続けている

 そして俺はなのは達と一緒に暮らし始めて、家の近くで翠屋ののれん分けを頂いた。
ミッド本店
結構人気も出ている
そして、嘱託魔導士、探偵の3つの草鞋を履いてる状態
チーフにすごくできた子が入ってくれたおかげでこの子に技術を教えている
サイツも結構来ているので非常勤のバイトをお願いしている。
そして俺たちがそうだったように、ヴィヴィオや友人達のたまり場になっている
忙しい奴らばかりだが、時間が空いたときは結構来てくれている。
たまになのはやフェイト、はやて達も手伝ってくれるのだが・・・
パニックになりかねたことがあるので断っている。

 永遠の平和は無理かもしれないけれど、ヴィヴィオ達が生きていくだけはこのように平和でいてほしいと切に願っている。

「綾さん、さぼってないでください」

「大丈夫だって、優秀なスタッフがいるんだから、今日も笑顔で楽しくお店をやろう」

「はい」 
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