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仮面ライダーゴースト  我等あり

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第十七章

「これからね」
「ああ、それじゃあ勝って来いよ」
「そうしてくるね」
「全員で行こうな」
 泊がその天空寺に微笑んで声をかけた。
「正門のところまで」
「行きましょう」
 天空寺も頷く、そしてだった。本願寺や御成達非戦闘員に留守を任せて戦える者達が戦場に向かった。
 ライダー達は正門に向かって駆けつつ変身していく、まずはハート達がロイミュードの姿になり。
 続いて天空寺達が変身する、見ればジャベルが最初に変身し。
 最初のアランがだった、右手に緑の眼魂を出してアイコンのスイッチを押してからセットしユニットを起こしてからボタンも推した。左手にあるそこに身体を横にして右手を添える様に動かしていきセットしてから叫んだ。
「変身」
 この言葉と共に駆けつつだが身体の前で両手を上から下にゆるやかに交差させてその言葉を聞いた。
「ネクロム」
 この言葉と共に緑色の光に包まれ仮面ライダーネクロムになった。
 深海も駆けつつ変身に入る、右手に青い眼魂を出していてそれのスイッチを押してからだった。
 左手で腰のベルトのカバーを開きそこに眼魂を入れてから身体を左脚を伸ばし、駆けつつも動きを一瞬でも止めて伸ばして屈め。
 右手の肘を直角に近い角度で曲げて左手はそこに添える感じにして右を拳にしてそうしてだった。その構えで叫んだ。
「変身!」
 そこからトリガーを右手で引いて押し込んだ。
「スペクター」
 独特の機械音と共に青い光に包まれ彼も仮面ライダー、仮面ライダ^スペクターとなった。
 最後に変身したのは天空寺だった、彼は。
 右手に眼魂を出してスイッチを押したうえで既に腰に出ているベルトのトリガーを開いてその中に眼魂を入れて両手を身体の真横で下から上にゆっくりと旋回させてそうして身体の前にやって。
 右手を大きく真横に上げて顔の前に下ろして左手の後ろにやって印を結ぶ様な構えで叫んだ。
「変身!」
 左手を素早く身体の横にやってから右肩のところに戻した、駆けつつも器用にしていく。右手でトリガーを勢いよく押し込むと身体が赤い光に包まれ仮面ライダーゴーストとなった。
 三人のライダー達は自ら先陣を切って眼魔達の中に突っ込んだ、しかしすぐにドライブが彼等に言った。
「多分だけれどな」
「多分といいますと」
「スサノオはここから少し離れたな」
 ドライブは周りを見回しつつゴーストに話した、すると眼魔達の最後尾にあたる場所に一つの塔があった。
 その塔を指差してだ、ゴースト達に言った。
「あそこにいるな」
「あの塔に」
「あの塔は今は誰もいない」
 ネクロムがこのことを話した。
「ならば本陣を置くのに丁度いい」
「スサノオが」
「そういえば眼魔達はあの塔から出て来ている」
 見れば実際にその通りだった、今現在も眼魔達は塔から出て来ている。
「ということはだ」
「あの塔にスサノオがいる」
「間違いなくな」
「君達はあの塔を目指してくれるか?」
 ドライブはゴーストに提案した。
「ここは俺達が守る、だから君達は」
「この大群を突っ切って」
「そして塔にいるスサノオを倒してくれるか」
「けれどそれは」
 ドライブ達に負担がかかるのだはとだ、ゴーストは言おうとした。しかしここでドライブをはじめとしたライダー達そしてロイミュード達がだ。
 それぞれ最強フォームに変身した、ドライブはその姿になってあらためてゴーストに話した。
「この姿なら問題ないさ」
「俺達がスサノオを倒すまでは」
「全員充分戦える」
 誰一人死ぬことなく、というのだ。
「だから安心してくれ」
「それじゃあ」
「タケル、俺達もだ」
 スペクターも言ってきた。 
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