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魔法少女リリカルなのはエトランゼ(異邦人) 再構築

作者:ケン009
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7部 中学生編
3章 夏休み~ミッドチルダ
  告白

 今俺はある会議室に仲の良い知人を全員呼んだ。
なのはを筆頭にフェイト、はやて、ありさ、すずかの聖翔大付属の友人
俺の父親隆文さん。俺の母親の栞さん
高町家の皆さん士郎さん、桃子さん、恭也さん、美由希さん
テスタロッサ家のリンディさん、クロノ君、エイミィさん
夜天のみなさま、シグナム、シャマル、ヴィータ、ザフィーラ、リーンフォース
ユーノ君
整体の時にお世話になってるフィリス先生
メル友でもあり世界的シンガーのフィアッセさん
まさかクリステラソングスクールの校長業や歌手活動もしていて忙しいのに、義妹(いもうと)の事だったら行くよ言う事出来てくれた。
総勢俺を含めて23人この部屋にいる。
俺は軽く全員の顔を見て覚悟を決めた。
おやっさんには幼少のころ離したことがあった。
今はなさなければ知っているのはおやっさんだけってことになる。
そんなわけで呼んでいなかったりする。

 事の起こりは、
あれからなのはの家にほぼ毎日遊びに行ったり、宿題をしたりで平和な日々を過ごしていたある日の事
俺はなのはを後ろから抱きしめながら

「ねぇなのは」

「行き成り抱き着かないでよ」

「ごめん」

 俺はこれから言おうとしていることに不安がかかった
その証拠になのはを抱きしめている腕や手が小刻みに震えているからだ
そんななのはは俺の手を取り胸の方までもっていったので、
俺は少しドキドキしていっていた。

「天下無敵の綾ちゃんがどうしたの」

「あ、あのさ・・・ミッドでもいったけれど私の事みんなに伝えようと考えてるの。両親にはみんなの前で話すとは言っていたけれど・・・」

「うん、でもいきなりどうしたの?この前も話すみたいなことは言ってたけど、もう少し後だとてっきり」

「いつまでも黙っているのもね」

「そうなんだ」

 俺はなのはの顎をかるく支えてそっとなのはの唇に自分の唇を重ねた。

「んっ……んんん…」

 なのはの柔らかく甘い唇の味が染みわたっていく。
これだけで十分幸せで勇気が持てそうになる。
俺は以前の軽いキスではなく熱い大人のキスをしだした。

「んんん!…激しい…んんんんっ」

「駄目だった?」

「駄目じゃないけれど」

 俺はもう一度キスをした

「んんっ…んふぁ…んぁ」

 なのはの吐息が少しエロい感じがしていた
なのはの方を見ると少しだけ目がとろんとしていた。

「キス…気持ちよかったの?」

「ん…うん」

 なのはは顔を赤らめて答えてくれた。

「なのはとキスしてるだけで幸せな気分になるよ」

「私もだよ」

「私の事さ」

「うん」

「知られたら拒否られるんじゃないかなって少しだけ恐怖を感じたの。
でもなのはとキスをしてそれらが全部吹っ飛んじゃった。」

「にゃははそういってもらえて私もうれしいかな」

「なのはとこうやって付き合えたわけなんだけど、みんなに伝えないといけないかなといけないような気がしてたの」

「うん」

「本当はもっともっと以前から考えてたんだけどどうしても勇気が出なかったのと否定されたらって考えたら言えなかった。」

「うん」

「でもなのはと出会いこのような関係に慣れて私はまた一歩進めていけると確信したよ。ありがとうなのは」

「私は何もしてないけれど、でも綾ちゃんが前に進めたと感じているのなら私もうれしいかな」


 いうことがあって今現在そうなっているのだが、俺は周囲を見渡して話す準備をしながら、太ももにしてある針のホルダーから針を取り出しそれをリンディさんの机の上にそれが突き刺るように投げた。

「きゃ~」

「あ…綾ちゃん」

「誰だあんた?」

「ちょっと綾さん。私の事を」

「リンディさんの仮面をかぶったメギツネ。あぁ知った感じだ。なのはの教導の時に会った人か?」

「私ですよ。」

「姿を現せ次は魔法で当てるよ」

「はぁ~なぜ気づいたんです。」

「俺にその手のようなものは通じない。貴様に語ることはないから今は去れよ、今回は逃がしてやる」

「はいはい」

「ここに仕掛けた盗聴、盗撮もね」

「そんなのありません」

 俺は力ある言葉を発しすべての盗聴、盗撮器具を破壊した。
こんな時魔法の矢はすごく役に立つ。

「せっかくあなたの謎が分かると思っていたのに」

「今なら逃がしてあげるけれど、これ以上ちょっかいをかけるなら」

「仕方がないので退散させていただきます。ではまたお会いしましょう」

「「綾ちゃん」」

 俺の現在の両親が驚いている。
本当は知られたくなかった。
友人知人に伝えて、愛情を注いでくれたこの人たちを除外するなんて俺にはできなかった。

「お父さん、お母さん驚いたよね。少しだけ本当に少しだけでいいから私の話を聞いてくれるかな」

もう少しだけ俺はこの人たちの娘をやりたかったでも否定されるかな
拒否られるかな。それが怖い。
俺は淡々とみんなに話した。
もちろん神様転生なんていうのは言わないので虚言も混ぜてのことになるのだが・・・
なのはに伝えたことを全部
神様転生の事はたくさんの前世の記憶っていう風に変えて自分の事を暴露した。

「これで私の話は終わりです。」


俺は両親を見ながら言葉をつづけた。

「おかあ…いや栞さん。私が生まれて色々と周囲の事に色々と言われて・・・」

「ストップ綾ちゃん。もぅ私たちの事嫌なの?」

「違う」

「一つ聞くけれど、綾ちゃんは綾ちゃんだよね」

「私は間違いなく。お二人から生まれた娘だけど、たくさんの人の記憶も」

「なら関係ないわ、ちょっとだけ人と違うだけでしょなら関係ないわ」

「まだお母さんと呼んでも」

「最初の追い払った時の綾ちゃんは素敵で格好良かったけれど、やっぱり綾ちゃんは綾ちゃんよね」

「あぁ全く私たちの娘は何か勘違いをしている。綾が綾ならそれでいいんだよ。実は別人でしたっていうのなら考えるけれど正真正銘生まれた時から綾なんだろ」

「うんそれはそうだけど」

「全く何を心配をしているんだが、そんな後ろ向き誰に似たのやら」

「全くね、私だったらラッキーって思っちゃうのに」

「それはそれで・・・」

「お父さん、お母さん受け入れてくれてありがとう」

「綾ちゃんに一つ質問があるんですがいいですか?」

 皆様のかかりつけ医師に近いシャマルが聞いてきた。

「そんなに一度にたくさんの記憶を持っていたら綾ちゃんは大丈夫なのですか?」

「ん~大丈夫。幼少のころからだからかな、多分今のこの年齢で同じことが起きたらバランスが崩れると思う。それらの記憶も含めて私なんだよね」

「そうですか、もし」

「うん、変調があればすぐに」

「わかりました。」

「これでみんなしりたがってたことすべてかな」

 それでみんな解散して私は実家に帰ってから
沢山本当にたくさん親とお話をした。
少しだけ嫌味も言われたけれど

「実の親より恋人を取っちゃうんだよね」

「?」

「どうせ私たちより先になのはちゃんには伝えたんでしょ。なければずっと綾ちゃんの服の裾を握ってなんかいないしね」
とか
「それぐらいで私たちが綾を突き放すと思われてたなんて」
とか
少しだけ愛あるいじめにあった。
明日も仕事があるのに朝方近くまで今までの事を話した。
俺自身生前子供を持ったことがないからわからないが
これが無償の愛ってやつだと感じた。
少しだけ嘘をついたけれどあなたたちの子供で本当に良かったと改めて思った。
なのはより先に伝えた人はいるよと言ってお父さんはおやっさんに嫉妬をしていたのは少しうれしかったな 
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