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『幼き貴女』

作者:零那
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『幸』



『優しさ』なんて
知ってるようで
本当は何も
解ってなかった

きっとちゃんと
『優しさ』も
『愛』も貰ってた
なのに皆に
何も返せてない

私は皆に
『優しさ』
与えれて無い
『愛』もちゃんと
与えれて無い...

知らずにいた
たくさんのものを
貰ってたんだ
なのに私は何も...

苦しい雨が
降り続いて過呼吸
止まらなくても
生きてきた

最低最悪な環境に
産み堕とされて
最低最悪な環境で
生き続けてきて
死んでも死にきれず

今となっては
そんな過去にさえ
ありがとうと
言うべきなのかな

貴女に逢えた
その喜びを
『幸せ』って
いうんだろうなぁ
ありがとう...

皆にもありがとう
って言いたい


 
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