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詩集「Variationen」

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世界の構造打ち壊すような
一瞬の出会い受けとめたい
それが君じゃないなんて
どうして?…神様、ひどいよ!

ガムシャラに働いているだけで
得るものなんて微々たる物でしょ?
手に触れるもの端から
消えてゆくような脆い毎日

ただずっと見つめてるだけじゃ
満足出来る筈ないよね!

だだっ広い世界の片隅で
凍えている自分がバカらしい!
閉じこもっている殻なんて
軽く叩くだけでヒビ割れてくものじゃない?


完璧な人間(ヒト)なんていやしない
だから寄り添って歩くものでしょ?
坦々と繰り返される毎日
君がいないなんて…嫌だよ!

追いかけ合うカノンのように
君との運命重ならないかな?
優しい気持ちずっと持ち続けられたら
いつか…叶うのかな?

微睡むような静かな夢を
いつまでも君と見ていたい!

だだっ広い大空の真ん中で
溜め息ついてる自分がキライ!
伝えられない想いはいつか
夜空彩る幾千の星のその中で…

眩しいほどに…
輝くよ…



 
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