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詩集「Variationen」

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one's own opinion



秋雨降る窓辺に
自分の姿 映し出す
煙草の漂う煙に
君の幻 映し出す

心を掴めなかった
君の想い その全て
気付くことが出来なかった
その後悔が今更のように
僕の魂(ココロ)に突き刺さる

止めどない考えに惑わされながら
今さえ消えゆく幻のように
ただ流されゆくのもどうだろう?
儚ない人生(トキ)は一迅の風のようで
過ぎ去った後に残るものなどなく
病んだ世界の真実は堕ちた果実

つまらないイデオロギー
守るべきもの?捨て去るもの?
単純な人の行動なんて
ただ在るだけの現象

不透明な未来
想い憂う精神(ココロ)の隙
ただいつまでも傍にいたい
それが我儘だって分かってた
初秋の空がやけに高い…

僕一人だけの未完成な生活
何となく通り過ぎたひとときに
過去の幻想を重ねるのもどうだ?
現実の自分があまりに空しくて
希望さえ持てない今をどうすればいい?
枯れ逝く魂の果ては壊された音楽(ノイズ)

どうせ世界は歪んだ夢(ファンタジー)
何もかも意味の無い 嘘の羅列で出来た
more show with no real worth!
求めたって何も得られるものなんてない
もし、一つだけ求めること許されたなら…

自分が自分でいられる強さが欲しい…



 
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