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Blue Sea 『空と海の境界線』

作者:03-Moonlight
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Operation 02-発令、ファーバンティ解放作戦-
放たれた矢
  Mission13「スコシノアイダノ、スキ」

 
前書き
ダレモアノゲームノヨウソガアルナンテイッテハイケナイ。
byエイライルマタルユーティライネン 

 
 迎撃には一応成功。そしてサーニャ達501の一部メンバーである宮藤芳佳、坂本美緒、ペリーヌ・クロステルマン、ミーナ・ディートリンデ・ヴィルケが合流するといった件も発生した。
 おかげでストライカーの設計図を一斉に送るはめになり、「これからまた人も増えると思うのでジェットストライカーはその都度ですが…はぁ…面倒にもほどがあります」とキャロルは嘆いた。

 そして現在はセントアークで停泊中(なお破損により絶賛修復中)の照月の船内で、作戦会議を行っていた。

「照月はシールドを張ることが出来たからウィッチの適性があるからストライカー使おうとか言うのはまず無理ですけどセレンさん」
「不可能ではないと思うが?」
「私からはまず無理だ。扱いも難しいのにぶっつけ本番で飛んですごいと認めたのは宮藤以外いないぞ」
 実質2vs1という状況に追い込まれているセレンは「照月にストライカーを使ってもらって飛ぶ」とかいう自殺行為に等しいことを進言し坂本さんと自分から抗議を受けてる羽目になっている。

「まあいい。つまり飛・ば・さ・な・いっていう事か。とりあえずいいからいつ攻めるんだ?」
「修理してる暇は待ってられない。早めの攻略を求めているから、ここはウィッチのみでの作戦に変更。出撃は今日の2330。ウィッチ全員は休憩しておくように。解散」

 こうしてほぼ今日やることは終了した。戦闘指揮はAWACSを通じ照月でしなければならないので、当分この船内から出れる予感はない。

 まあ、照月もいっしょだから退屈はしないけれど、ぶっちゃけ言うとペリーヌやミーナさん、坂本さんは一応航空基地の方へ行っているが、芳佳、エイラおよびサーニャは船内に残っている。

 セレンがいないだけまだいいとしよう…だけど、男性1ってきつすぎませんかと思いつつ芳佳と照月の雑談に巻き込まれた。勿論真っ先に芳佳から質問が投げられてくる。
「そういえば、あなたの本名はなんですか?」
「広瀬 響…厄災が起きた当初のノースポイントの混乱に巻き込まれて、今の名前になった。よく考えれば、芳佳とは同い年じゃないからね」
「ふふっ…14歳にしてよく全体の指揮なんて取れますね」
「あの主任(バカ)のおかげで提督になった挙句セレンにはその前から座学みっちりだったけどね」

 昔の話を少し思い出して、思わずみんな笑ってしまう。
「お、面白そうな話してるなー。マゼテマゼテ~」

 エイラが介入してきた途端早速エイラはタロット占いを始めた。
 そもそもわからないのでじーっとみてたら、カードを引いていきなり結果を、誰かの名前付きで言い放った。
「今日はちょっと残念なことがありそうだな…これは宮藤」
「えぇ~!?」
 まあ大体わかっただろう…また同じようなことをし始め、カードを引いてまた結果を言った。
「今日はいいことがあるぞ~。人間関係で。因みに照月」
「ちょっと待って…///」
 途端に照月が思いっきり頬を赤く染めて部屋を出て行った。
「あーこれはいいよかんがするなー。次、響少佐」
「少佐は付けなくていいよ」
「じゃあ響」
 それでいいと無言でうなずくと、カードを引いて結果を言った。
「お~、これはこれは…すごいぞ、今日、少し思いを寄せている人と二人っきりだって!」





 この言葉を聞いてあんぐりしたのは他の誰でもなく、なぜか照月の船体に戻ってきたセレンであった。
「うらやましいぞ…お前」
「賛否両論…」
 まあそれは仕方ない、とエイラが言ってたので仕方ない。
(セレン…お前乙女感情でもあるのか?)
 よくわからん感情に振り回されずその後サーニャが介入した3人のウィッチとの会話は楽しかった。けど…


 タロット占いは、運命すら容易く引き当ててしまった。

 ウィッチとの会話が自然に終わると3人は基地へ行くと、結局照月と二人っきりになる時間が出来てしまった。
「恥ずかしいものは恥ずかしいんです…///」
 照月がまだ頬を赤く染めていたが隣に座る。いくらなんでも恥ずかしくなりすぎじゃない?とうすうす思ってしまうが気にしない。
 好きになることは別にいいとは思う。ただ、自分にはわからない感情がまだあるのだからこそなのかは知らない。

 ただ一つ言えることは、好きな人が頑張ってくれていたからこそ今が乗り越えられることもある。そして、その人が自分の近くにいてくれるからこそ頑張れることもある。

 それが今出せる答え(for Answer)なのかもしれないが、成就することは何れある。

 その答えの鍵を持つ人が、今、(照月)居てくれるのであれば。








「…眠くなってきちゃった」
 照月は自分の肩に頭をのせてる。寝そうになっているからこそなにも言葉をかけなかったが、自分から肩を寄せてあげていた。

(自分にも、好きっていう感情があるんだ)



 自分の気持ちに気付いた自分は、とりあえず照月が起きるまでそのままにしておいた。 
 

 
後書き
若干のラブラブ回。

エイラといえばタロット。だからこうなる。 
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