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ヘタリア学園

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第三十四話  何がしたいのだか

第三十四話  何がしたいのだか
 とりあえず一休みして息つくドイツとイタリア。今はとりあえず平和です。
 二人は並んで座っています。本を読んでいるドイツにイタリアが声をかけます。
「ねーねードイツ何してんの?」
「読書だが」
「サッカーしようよ」
 イタリアはその読書するドイツに声をかけるのでした。
「折角いい天気だしサッカーしよーーー」
「それも悪くないが」
 答えるのに時間を置いているドイツにイタリアはまた声をかけます。かけながらドイツの手をポンポンと叩いています。
「ねーードイツサッカーしよーーー」
 それまで片手でポンポンしていたのが両手になっています。
「ねーーサッカーサッカードイツーーードイツーーー」
 あげくには右手でドイツの手を押さえて左手でサミング。あまりもの訳のわからない行動に遂にドイツは言いました。
「何がしたいんだ御前は!!」
「何がって?」
「・・・・・・わかっていないのか」
 自分では全然わかっていないドイツでした。


第三十四話   完


                          2008・1・24
 
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