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ブレイブソード×ブレイズソウル 〜 傷だらけの魔王〜

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第一部
十二章
  叛逆の王

アリサは天月を振り回す

アリサ「シュウ君は何処かな?何処かな?」

天月は何かに気づいた

天月「主よ、ブレイズドライブを撃てば良いのじゃ」

アリサ「天月ちゃんでも魔力勿体なくない?」

天月「これは結界じゃ、いくらこうしていても抜け出すことはできぬ」

アリサ「なら、仕方ないか、天月ちゃんお願いねー」

アリサの魔剣天月は紫色に光り輝く

━━━我が望むのはたった一つ破壊・・・フフフアハハハ・・・全て蹂躙しつくせブレイズドライブ━━━

天月のブレイズドライブにより霧の結界が崩れたと同時にシュウはアリサに見つかった

アリサ「シュウ君みーつけた、死ねぇ」

シュウがこれまでかと思ったその時だった

???「アリサ、何故彼に手をだすの?」

黒い服の少年がアリサの攻撃を落ちていた木の枝で防いだ

アリサ「リン君、邪魔しないでよ良いとこなのにー」

リン「相変わらずだな、君はなんでも壊してしまうから嫌いなんだよね」

アリサ「それ、リン君が言っちゃう?叛逆王のくせにー」

アリサはリンに叛逆王のくせにと言った時だった

リン「アリサ、それは黙ってないとダメでしょ」

アリサ「リン君、ごめんね」

???「早くしてよ眠いんだから・・ネムネムzzz」

???「マスター・・・お腹が空きました」

リンの傍らにとてつもないオーラを放つ二人の少女現れた

リン「もうちょっと待ってて、ゲーティア、ジークフリート」

その少女達はゲーティアとジークフリートと呼ばれた

ゲーティア「眠いから帰る」

ジークフリート「私もお腹空いたから帰る」

ゲーティアとジークフリートはそう言って姿を消した

リン「本当に困った娘達だ」

リンは呆れた顔をした

リン「あ、シュウ君待たせたね」

リンはシュウに歩みを寄せる

リン「初めまして、シュウ君また近いうちに会おうね」

アリサ「バイバーイ」

リンはシュウに挨拶をした後にアリサを連れて消えた

シュウ「な、なんだったんだアイツら・・・そんな事より、秋水お前大丈夫か」

秋水「ええ、今はなんともな・・・い」

秋水がその場で倒れそうになるのをシュウが受け止めた

シュウ「秋水大丈夫か・・・なんだ寝てるだけか」

秋水はシュウの腕に抱きかかりながら眠った

秋水「主・・・Zzz‥ᐝ」



シュウの前に現れたリンという少年とアリサという少女、彼らは一体何を企んでいるのか


━━━━━━━第一部「~完~」━━━━━━

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