世界をめぐる、銀白の翼
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第一章 WORLD LINK ~Grand Prologue~
番外・・・・そして、序章 始まりの世界
【ブレイド】 ~異国の言葉?~
ケンジャキ
「イッタイヌニガオコッテイルンダ!?」
ダディ
「ゼンインノコトヴァガボドボドニサレテァ!?」
蒔風
「ボボザ ブレイドボゲバギ ジャバギボバ!?」
訳
剣崎
「一体何が起こっているんだ!?」
橘
「全員の言葉がボロボロにされてる!?」
蒔風
「ボボザ ブレイドボゲバギ ジャバギボバ!?」
睦月
「蒔風さん、それグロンギ!!!」
始
「蒔風、ここはちゃんとブレイドの世界だ」
睦月
「わかるんですか!?」
【11eyes】 ~彼は犠牲になったのだ~
蒔風
「そういえば駆の目が見えると、「11」じゃなくて「12eyes」になっちゃうのか?」
ゆか
「あ、そうだね。確かそういうタイトルだったもんね」
栞
「だったら、潰せばいい」
駆
「怖ぁ!?え?ちょっとなんでみんな尖ったもの持ってきてんの?ねぇちょっとぉ!?」
美鈴
「許せ、駆。これも作品のためだ!!!」
駆
「二次創作なんだからそういうの関係な、ギャーーーーーーーーーーーー(3ДT)!!!」
【マジ恋】 ~作者的には「なんちゃって武道ゲーム」です~
蒔風
「ここは・・・・特にないっ!!!!」
大和
「ハァッ!?」
蒔風
「だって・・・だって!!!作者がこの世界入れたのって「蒔風ボロにしたいなぁ・・・よし、なんか入れてボコそう」って思ったからだもん!!」
大和
「作者に愛はないのかぁァァァアアアアアアアアアアアアア!?」
【キバ】 ~携帯を爆発させるキャラとかいるよね~
蒔風
「オレに音楽の知識はないッ!!」
渡
「教えましょうか?」
蒔風
「やってみよう」
ドォン!!!!
蒔風
「だろ?」
渡
「なんでバイオリンが爆発したんだ!?」
【W】 ~ディケイドの悪夢、再び~
男
「このメモリで暴れてやる!!」
翔太郎
「やめろ!!」
《マイカゼ!!》
蒔風
「は?」
照井
「なに?」
翔太郎
「はぁアアアアアアアアアアア!?」
蒔風×2
「やはりこうなるか」
「奴」
「だから・・・・・・やめてーーーーーーーーーー!?」
【真・恋姫】 ~いや、もともとそう言う作品だから~
星
「舜ーーーーーーー♪」
蒔風
「またかッ!?」
ボンッ
星(男)
「んーーー?どうしたのか・・・・・まあよい。舜!!行くぞ!!」
蒔風
「男になった!?なんだよこれ!?」
・・・・・・・・
蒔風
「すみません!!三国志って元から男ばかりでしたッ!!!!」
【なのはStS】 ~空耳アワー~
ティアナ
「ファントムブレイ・・・・・」
蒔風
「(ピラッ)」
ティアナ
「・・・・・・」(スカートまくられ)
なのは・ティアナ
「死ねぇッ!!!!」
蒔風
「だってパンツってッ!?」ドォンッ!!!
【エンジェルビーツ】 ~なんで本編はあんなにそれっぽいんだ~
音無
「俺の未練?」
蒔風
「そ。あ、言いにくかったらいいよ?」
音無
「うーーーん・・・・」
蒔風
「ああ、彼女できなかったとかだったら俺には無理だぞ?」
音無
「え?」
蒔風
「オレにそっちの気はないから」
音無
「俺だってねぇよ・・・・・」
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「ハッ!!!・・・・夢か・・・・・」
蒔風が目を覚ます。
ここは世界のはざま。
世界を超えるたびに、蒔風が停滞しているどこも言えぬ空間。
なんだか妙に長く変な夢から覚めたせいで、頭がまだはっきりしない。
『目が覚めましたか・・・・・・』
「!?この声・・・・・まさか」
『久しぶりですね。蒔風』
「・・・・管理者・・・か」
蒔風が目を覚まし、聞こえてきた声の方向を向くと、そこには懐かしい顔があった。
世界の管理者、"no Name"の神ともいえる存在
蒔風を世界に送り出した張本人が、このはざまにやってきていた。
「なにしに来たんだ?いままで・・・一度も来なかったくせに」
そう、だが、それはおかしな話だった。
今まで一度だって、彼女はここに来ていない。
それどころか、蒔風が最初の世界に行きついてから、一度だって顔を見せていないのだから、それはそうだ。
それを聞くと、彼女は重い顔をして、蒔風に事実を率直に伝えた。
『事情が、変わったのです。「奴」が向かった世界。そこはあなたでは行きつけません』
蒔風では行きつけない。
その事実が、どれだけ非常事態なのか、蒔風は理解出来ない男ではない。
つまり、「奴」は追えない。
世界は食われる。
世界は護り手を失ってしまうのか。
「な・・・じゃあ・・・・どうすればいいんだよ!!!」
蒔風が焦る。それはそうだ。
「奴」によってどこかの世界が食われるのも嫌だが、その後に被害にあうのは、今まで彼がめぐってきた世界すべて。そっちの事の方が、より恐怖を感じる。
『大丈夫です。これから・・・私があなたをその世界に送り出しますから』
「よ・・・よかったぁ・・・・さすが管理者、だな」
胸をなでおろす蒔風。
そして、管理者の女性に次の世界の事を聞こうとする。
『ここでは言えません・・・・しかし、着けばすぐに知ることです』
「は?」
『さあ!扉は開きました!行きなさい、銀白の翼人!!!』
「お、おい・・・うわっ!?」
光が白く輝いて、その光に蒔風が引き込まれていく。
視界が光に包まれて、なにも見えなくなったとき、管理者の声が耳に届いた。
『"no Name"管理者、アリスの名において・・・・どうか、あなたの世界に祝福あらんことを・・・・』
「なにを・・・・・うわぁぁアアアアアアア!?」
意識が飛ぶ。
位置が定まらない。
腕をもがいても、足をばたつかせてもなにもわからない。
そうして、蒔風は眠りに落ちて・・・・・・
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そう、そうして蒔風は世界に送り出され、あのベッドの上で寝ていたのだ。
そんな回想を振り返って、蒔風が目を開ける。
そうだ、そうだった。
そう言われて、俺はこの世界に来た。
そりゃ、俺一人の力じゃ無理だ。
こんなところ、来れるわけがないんだから。
記憶がこんがらがるのもわかる。
だって、時間を巻き戻ってんだからなぁ。
そういえば古手梨花も、こんな感じだったらしいしな。
彼女も神の力を借りてでだし。
なるほど、だったら・・・・俺は・・・・・
俺がやる事は・・・・否
俺は・・・・やれるんだ。
やり直せる
救いなおせるんだ。
蒔風がいるのは電車の中。
今から先週した約束通り、カラオケに行って歌い尽くすつもりである。
そしてその後、街を歩き回って遊ぶのだ。
仲間と一緒に、この世界で
「今度こそ救ってみせる」
そうつぶやいた蒔風を乗せ、電車は目的の駅へと進み
時計の針は、一刻一刻とその時間へと向かって行く。
「さて・・・・」
そう、向かう先、この世界は・・・・
「行きますかね」
始まりの世界
「明日のオレに、顔向けできるように、さ」
銀白の翼、蒔風舜
時を巻き戻り、帰還する。
世界の名は、「the days」
翼人は、世界を救うために、やってきた。
to be continued
後書き
彼の旅も、ついにここまで来ました。
さて・・・・・次回からまた本腰入れますか!!!
ちなみに最初のグロンギ語は
「ここはブレイドの世界じゃなかったのか!?」
です。
ここで逃げたら、顔向けできなくなっちまうだろうがよ
-明日の、自分の面にだよ!-
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