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Society Unusual talent

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前書き
お久しぶりです。 

 
「あれ?たまさん?」
中央街の荒廃した時計塔までさしあたったところで聞き覚えのある声を聞き、振り返るとそこには風雪成美が立っていた。

「…成美?何してたんだ?」

「んー?まぁー、暇つぶし?」
通常ならこの緊急時にこんな反応はおかしいのだが、それが風雪成美だ。
雄大も理解している。

「…成美、この男を見なかったか?」
雄大はそう言って颯希から渡された『光臨那岐』の写真を成美に渡す。

「いや、見てないね」
成美は特に考える素振りも見せずに、写真を一目見てすぐに返却する。

「僕はたまさんが出た次に出たからね、その人がどうかしたの?」

「この街全体に蔓延っている狂った異能者を操っているやつだ。この状況だ、居場所はいまいち掴めていない」

「あー、イザナギって人か」
成美の発言に雄大は驚愕の顔を見せる、成美はその顔を見て笑みを見せて言った。
「僕もナンバーズって奴らと闘ってたんだよ、二人倒して片方から情報聞いたんだ。」

「ナンバーズの構成とゼロについての情報を聞いたよ」

成美は淡々と言うが未だに雄大は驚愕を隠せてはいなかった。
ナンバーズを四人見てきたが、全員決して弱くなかったハズだ、
風雪成美の性格も能力も知っているが、彼の底は誰にも掴めそうにない。

「俺はこの男を探す。もしお前が見つけたら連絡をしてくれ。…あぁ、それと『黒い炎』の異能者の話は知っているか?」

「黒い炎?…うん、確か『イザナミ』?聞いた話じゃ、『イザナギ』の妹って聞いたかな」

「兄妹…?」
雄大は黙りこみ、考えるように顎に手を当てる。

「じゃあたまさん!僕はもっと遊んでくるね!」
成美がニコニコと笑顔で「じゃ!」と移動しようとしているところを雄大が呼び止める。

「おい、成美。あまり危険に身を突っ込むなよ」
その言葉と同時に成美が停止する。

「いやだよ。僕は遊びたいんだ。」
振り返った成美は笑顔を絶やしていなかった。

「…ってゆーかさ、安全なんて考慮するだけ無駄だよね、危険があるからこそ楽しいんじゃないか」
相変わらず笑顔だったがその笑みはいつもと違う。
まるで、あの時の須佐之男のような。
否、同じ笑みであった。

「じゃあ僕は遊びに行ってくるね、何かあったら連絡するよ」
成美はそう言って去ろうとするが数歩歩いた後立ち止まって振り向いた。

「そうそう、たまさん。もし僕がその『イザナギ』ならーー」

そう告げた後に狂った異能者達の群れの中に消えていった。


ーーーーーーーーーーー


キィ…と鉄の扉が開く。

「…ここまで辿りついたのか」
眼前には鉄柵によりかかり下界を見ている青年。

「お前が『光臨那岐』か?」
青年は質問に溜め息を漏らす。

青年は白のコートを揺らして振り返る。
金色の目がこちらを睨む。

「そうだ、僕は『伊邪那岐』。そういうお前は…霊遥葵雄大か」

「…何故俺の名前を?」


「『ゼロの世界』から見ていたからね。君たちのおかげで過半数が消えたよ」
伊邪那岐の手に光の矛が現れる。
臨戦態勢に入ったようだ。

「僕達の世界の︎邪魔はさせない、消えてもらう」
伊邪那岐が構えると同時に雄大も戦闘態勢を取る。


静寂、中央街から響く爆音を合図に、伊邪那岐が走り出した。 
 

 
後書き
今回は短めですみません 
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