| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

『恋愛抜粋』

作者:零那
しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

『甘え』



貴方に話したい事、聞いて欲しい事、たくさん在る。
教えて欲しい事たくさん在る。

貴方と話す時間は唯一私自身で居られた。
意地もプライドも無い只の幼児みたいになれた。
最も信頼する貴方は私自身を解ってた、私よりチャント私を解ってた...。

貴方がいないとなれば私は私を保てなくなる。
貴方に拾われて私は掬われた。
貴方を失えば私は、私の理解者は、誰ひとりいなくなる...?

そんなことない、貴方は言う。
いつでも、どんなときも、たとえ死んだ後だって、私を守ると言う。
そんな不確かなことさえ本気で言ってくれた。

そんな貴方の為にも、負けない。
逃げないでいたい。
弱い私なんか棄て去りたい。
強く在りたい。
貴方に胸を張りたい。
貴方がいなくても強く生きてると。

いつか此の世界の果てで貴方と出逢えたなら、再会を喜ぶ涙で。
頑張って生きてきたと言えるように...。

ただただ優しく抱き締めて欲しい。
あの頃のように。
父のように。
娘のように。
変わらぬ愛を感じさせて欲しい...。


 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

全て感想を見る:感想一覧