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学校物語

作者:Daimon
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下校

帰りのしたくは、終わった。皆は・・・終わったようだ。
「では、今日も、初めての1日、頑張りましたね。明日も頑張ってください。さようなら」
「さようなら!」
やっと学校が終わったよ。太一、ランドセルじゃんけんやらねえか。
「いいぜ!」
たくと、ランドセルじゃんけんやらねえ?
「いいぜ!」
りな、ランドセルじゃんけんやらねえ?
「OK!」
けいたたちは、一本目の電柱に行った。じゃんけんポイ!。けいたは、グーをだした。負けたのは、たくとだ。ほんじゃあ、たくと、よろしくな。
「くそ~」
たくとは、大変そう。次の電柱に着いた。じゃんけんポイ!・・・けいたの、負けだ。けいたは、全員分のランドセルをもって、次の電柱まで行く。ガーン。次の電柱が、見えないのだ。太一たちは、次の電柱に、もう着いた。何mあるかって?それは、150m先だ。けいたは、辛そうに、次の電柱まで行く。時には、走る。時には、転ぶ。人のランドセルに傷がつくだろ!ダサい。ダサくねえわい!怒られた。自分のランドセルが、後ろ、太一が前、りなのが、右、たくとが、左にしょってある。まだ~のんきな声で言った。
                 10分後・・・
やっと着いた。まったく、ひどい目に合わせたな!じゃんけんポイ。・・・えーー!また、けいたが負けた。次の電柱は、近い、5mくらいだ。あっという間に着いた。
「あっという間じゃないだろ。2分もかかっているぞ!」
まあ、しょうがないだろ。よし、今度こそ、じゃんけんポイ。良かった。次は、りなが、負けた。りなは、女だ、4人分を持つんだ。辛そうだな。けいたは、りなが、好きだ。ランドセルを持とうか?
「いい」
なんだって!持ってあげるよ。
「ルールなんだから。いい」
まったく、そういわれても、困るな~。けいたは、応援した。頑張れ!頑張れ!着いた。頑張った。じゃんけんポイ。次は、たくとが、負けた。ほーらたくと、見てみ、電柱がないぞ!でも、たくとは、とにかく、歩く。
                  13分後
たくとは、足が遅い。やっと着いたよ。けいたは、13分間、何してたかって?読書だよ。あと、初めての宿題。じゃんけんポイ。また太一。しかし、電柱は、3m先にある。一歩、二歩。2歩で着いた。じゃんけんポイ。たくとだ。残念でした。そういえば、この先、電柱が、そんなに、ないんじゃなかったっけ?
「omy got」
お前、そんな英語、知っていたのか?では、お先に。ないな~電柱ないぞ。1本もない。今、100mくらい、歩いたよね。どんだけ長い電線なんだ。やばい、家についてしまった。けいたのランドセル!それと、みんなの、ランドセル!やばい、迎えに行かなきゃ!
                  20分後・・・
やっと、たくとに追いついた。ってえーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!たくとが、倒れている。どうしよう。救急車。違うな。お母さんを呼ぼう!たしか、たくとの家は・・・あった!たくとくんのお母さん、たくとくんが道で倒れています。救急車を呼んだほうがいいですかね。
「たぶん。早く、たくちゃんに会わなきゃ!」
救急車まだかなあ。あっ、来た。すると、
「はあ~。おはよう」
えっ、たくとが起きた!
「そうそう、ちょっと疲れたから、休憩したら、寝ちゃってて」
救急車の人は、なーんだなんて言って帰っていった。そういえば、けいた、来月、お父さんの都合で、転校するんだ。それで、おれは、この学校に、あと、1カ月しかいられないの。
「えーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!」
 
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